新型ノートとエクストレイルはどちらが先に!? 日産の“大物” 年内発売の行方

新型エクストレイル 発売は来年1月頃が有力!!

新型エクストレイルの発売は年内には間に合わず、2021年となる見込み。ただ、2020年度内となる2021年3月までには発売されそうだ(予想CG)

 次期型エクストレイルは今年ではなく2021年1月頃の登場が有力。

 日産のニューモデル展開は、年度(4~3月)で年間のスケジュールを立てるので2020年度のラインアップには入ることになる。

 次期型はキープコンセプトで中身はガラリと変更になる。三菱の次期型アウトランダーとプラットフォーム&エンジン、駆動系、足回りを共用化してシナジー効果を高める。ボディパネル、味付けは別設計で開発プロジェクトも別メンバーで動いているはずである。

 全体的なボディシェルはオーソドックスでシンプルなデザインを採用。

 フロントマスクは、日産共通の顔である「Vモーション」メッキ&逆台形グリルとバンパーに切り込んだ横長アンダーグリル、横長のグラスケースの丸型6灯式LEDヘッドライトを埋め込んだ顔立ちとしている。

 ボディサイズは現行の全長4690mm、全幅1820mm、全高1740mmに対して、それぞれプラス10mm、プラス5mm、マイナス5mmで僅かにワイド&ローに振っている。

 トヨタのRAV4に対しては全長がプラス10mm、全幅マイナス30mm、全高プラス45mmであるから、ほぼ完全な対抗モデルといえる。

 パワーユニットは、2L・NAガソリン、2Lハイブリッド、2.4Lを搭載する。2L・NA&同ハイブリッドは2WD、4WD、CVTとの組み合わせ。

 PHEVは、4WDのみの設定でほぼ三菱自動車からのユニット供給で搭載する。航続距離は150km程度に延長される。室内のシートは2列シート5人乗りと3列シート7人乗りの展開となる。

新型エクストレイルと多くの部分を共用するという新型アウトランダー。同車も2012年発売と古いため、待望のモデルチェンジとなる(予想CG)

【証言:首都圏日産店営業担当者】

 現時点で確実に2020年の新型車としてメーカーから通達されているのは2月25日に発表、3月19日発売の新型ルークス、5~6月発表・発売の新型キックス、後半発売の新型電気自動車だけだ。あとは発売2~3ヶ月前にならないとはっきりしない。

 したがって次期型ノート、次期型エクストレイルは2020年の秋以降と予想している。どちらも日産の主軸モデルだから期待度は高い。

 ノートは従来の5ドアハッチバックが主力だから、こちらのフルモデルチェンジが最もマーケットニーズが高い。

 両側スライドドアのコンパクトミニバンは、シエンタやフリードと対抗させるために、ぜひ投入してもらいたい新型車だが、ノートとは違う名称のほうがライバル車とは戦いやすいと考えている。

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 本稿は、遠藤徹氏のレポートによる現時点での情報です。本件は引き続き調査し、新たな情報が入り次第、詳細をお知らせします。

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