ホンダは2020年1月10日、2シーター・オープンスポーツ「S660(エスロクロクマル)」および「S660 Modulo X」のマイナーチェンジ、また合わせてN-ONEの次期モデルを先の東京オートサロンにて公開した。
いずれもホンダの軽スポーツを象徴する2台。どのような進化と深化を遂げたか(遂げるのか)? フィット&フリードのモデューロXコンセプトと合わせてご紹介したい。
■ホンダS660・N-ONEの主な変更点
・フロントグリルのデザイン変更(S660)
・ボディ同色フロントピラー採用(S660)
・新デザインのアルミホイール(S660)
・インテリアの質感アップ(S660)
・新開発プラットフォームを採用(N-ONE)
・シリーズ初の6MT搭載(N-ONE)
・マイナーチェンジではなくフルモデルチェンジ(N-ONE)
●【画像ギャラリー】S660 N-ONE フィット フリード! 東京オートサロンで公開されたモデルをギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年1月のものです
文:ベストカー編集部/写真:HONDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年2月26日号
■ホンダ S660(2020年1月10日発売)
S660の主なマイナーチェンジの内容は、前後デザインの小変更とステアリング、シフトノブの表皮にアルカンターラを採用したこと。
また「デザインの深化」をコンセプトに、ボディーカラー同色のフロントピラー、新デザインのアルミホイール採用など、デザインに一層の磨きがかけられた。
また「α」にシートヒーターを追加したほか、写真のアクティブグリーンパールなどの新色の追加など快適性を向上。
エンジン、サスペンションの変更は伝えられていないが、4年の歳月を経たぶん熟成、進化していることは間違いない。
■ホンダ N-ONE(2020年秋発売)
N-ONEは外観だけ見るとほとんど変わっていないように思えるが、実は新開発プラットフォームを採用するなど中身は一新。
デザインこそ超キープコンセプトだが、新世代軽に大きく生まれ変わっている。
東京オートサロンでは6MT搭載の「カフェレーサーコンセプト」として出展しており、イベントのキャラクターに合わせたものともいえるが、次期モデルはよりスポーツ性を重視するというホンダの宣言とも取れる。
実際、この6MTは市販車でも採用されることが決まっている。
オートサロンの会場で開発スタッフに「なぜ今、公開?」と問うと「N-ONEを大事に育てていく姿勢を見せたかった」との返答。
その意気やよし。秋までにさらに磨き上げられることを期待したい。
■フリード&フィットのモデューロX新型も公開!
2月に登場する新型フィットと昨年10月にマイナーチェンジしたフリードの「モデューロX」も公開。専用エアロで空力性能をアップさせ、操縦性の向上に繋げるのはモデューロXの王道カスタマイズ。発売時期は未定だが、気になる2台だ。
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