2025年10月にランクルFJが公開されるなど、動きが活発なトヨタ ランドクルーザーファミリー。さらに、全く新しいランクル2車種の情報が入ってきた! ここでは「ランクルピックアップ」の情報を公開する!!
※本稿は2025年10月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ ほか
初出:『ベストカー』2025年11月26日号
ワイルドではなくスタイリッシュ! ピックアップの新境地
1951年のジープBJシリーズを始祖とするランドクルーザーは、ステーションワゴン(現行型では300)、ヘビーデューティ(同70)、ライトデューティ(同250)の3本柱が確立している。
全世代、強固なラダーフレームで作られており、何があっても生きて帰れる走破性と耐久性、信頼性の高さが最大の特長。その唯一無二の価値が認められ、世界にランクルの名を轟かせてきた。
そんなランドクルーザーに第4の柱が加わるという情報が、突如編集部に入ってきた。それは「新たな歴史の始まり」とも言える重大なニューモデルの情報で、これまでのランクルとは一線を画すもの。なんと言ってもラダーフレームではなく、モノコックボディで作られるというのである。
走破性、耐久性、信頼性というランクル三種の神器は従来モデルに任せ、まったく新しい「ランドクルーザー像」を追求するのがこのニューモデル。ステーションワゴン、ヘビーデューティ、ライトデューティに続く第4の柱は「シティユース」あるいは「ストリート」という言葉が似合うランドクルーザーなのだ。
パワーユニットはBEV&HEVが有力
この新しいランクルには、ピックアップトラックとSUVの2種類が用意されている。ここではピックアップの情報を紹介していこう。
トヨタは2023年のジャパンモビリティショー(JMS)で「EPU」というBEVのピックアップトラックのコンセプトカーを出展していた。
EPUは全長5070×全幅1910×全高1710mm、ホイールベース3350mmの5人乗りダブルキャブモデル。
パワーユニットはBEVであることだけ公表されており、ほかは駆動方式をはじめ、ほとんど何も公開していない。だが、単なる飾り用のモックアップモデルではなく、内装も完成しており、実現可能性が高いクルマだった。
編集部に入ってきた情報は、トヨタがそのEPUに似たデザインのピックアップトラックを開発しているというものだ。モノコックボディだが、ランドクルーザーのニューバージョンとして計画されているという。
開発が進んでいる新型ピックアップは悪路を走るクルマではなく、スタイリッシュなピックアップという情報だ。
トヨタにはタコマ、タンドラ、ハイラックスというピックアップがあり、いずれもタフさをウリにしている。それらとの差別化を図るため、別のキャラクターのクルマを加えるということなのだろう。
ピックアップトラックのワイルドな雰囲気を、ファッショナブルに変換するというのは面白いトライ。近年、デザイン力が急激に向上しているトヨタだけに、期待が膨らむ。
パワーユニットはどうなるのか。これに関してはまだ具体的な情報がなく、推測するしかないのだが、
(1)e-TNGAを使うBEV専用車
(2)次世代BEV専用プラットフォームを使うBEV専用車
(3)マルチパスウェイプラットフォームを使うBEV&PHEV&HEV
と、この3つが候補となる。
もちろん、純エンジン車の可能性もなくはないが、BEVのコンセプトカー「EPU」の流れを汲んでいることを考えると、なんらかの電動車になるのは確実と思える。
編集部としては、2026年春登場の新型レクサス ESと同様、BEVとHEVを搭載するマルチパスウェイプラットフォームモデルになる可能性が高いと見ているが、どうなるか。新たな情報が届くのを待ちたい。
「ファッショナブルなピックアップトラック」も「都市やリゾート地に似合うランクル」も新しい。従来の常識にとらわれず、新たなランドクルーザー像を築くチャレンジとなるニューバージョンは、意外と早く、2027年内のラインオフを目指しているという。こんなランクルもいいものだ!


















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