次期86のデザイン完全判明!
そしてBCスクープ班がつかんだ内外装の最終デザイン。いよいよ「次期型86/BRZ」がデビューに向けたカウントダウンに入ったことを実感させられる。その詳細に迫っていこう。
新型86/BRZ、基本プラットフォームは現行型のキャリーオーバーといわれているが、当然ながらスバルの新型プラットフォーム「SGP」の知見が随所に生かされ、低重心、軽量、高剛性で、ここにこれまでの86/BRZからフィードバックされたシャシーチューニングが盛り込まれる。
ホイールベースは現行型同様の2570mmで、フロント/ストラット、リア/ダブルウィッシュボーンのサス形式も同じ。全長4250mm、全幅1780mm、全高1315mmのボディサイズもほぼ現行型と同サイズだ。
スバルが積極的に推進する「2030年までに交通死亡事故ゼロ」に向けて、アイサイトの搭載は急務。
いち早く現行型BRZを販売終了するのも、アイサイト非搭載が一因との証言もある。
当然、次期型BRZにはアイサイトが搭載され、86にも同様のシステムが採用されることとなる。
エンジンは2LのFA20型から2.4LのFA24型へ
エンジンは現在の2L(FA20型、6MTは207ps/20.9kgm)から排気量アップされた2.4L水平対向4気筒「FA24」を搭載する。
北米で販売されているアセントやレガシィに搭載されているのはFA24型水平対向4気筒ターボだが、新型86&BRZはターボではなくNAで、最高出力は220ps程度になる見込み。
21.6kgm(6MT)の最大トルクは24.5kgm程度となり、発生回転は現在の6400rpmから5500rpm付近に引き下げられ、より中速域でのトルクを増大させる。
これはATとのマッチングをより高めるためで、北米マーケットでのAT需要とともに、アイサイト搭載に向けた狙いもある。
もちろん6速MTモデルも設定されるが、ATでのスポーティな走りも新型86/BRZの魅力となる。
新型86&BRZの発売は2021年3月を予定している。期待して待っていよう!
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