ヴェルファイアを廃止しアルファードに1本化
アルファード/ヴェルファイアは2022年初頭の世代交代が有力である。この時点でアルファードに1本化されるはずだ。
2019年12月19日のマイナーチェンジでアルファードを押し出しのある個性的なフロントマスクを採用、対するヴェルファイアは比較的大人しいの顔立ちにしたことで売れ行きが逆転し、毎月の平均販売台数はアルファードが6500台、ヴェルファイアは4500台程度と2000台以上も差がついてしまった。
これによって両者の勝負に完全に決着がつき、アルファードが残り、ヴェルファイアの消滅が濃厚になっている。
次期型ではFFの2.5Lにもハイブリッドが設定され、同クラスでは圧倒的なトップシェア確保を目指すことになる状況が予想される。
プレミオ/アリオン、ポルテ/スペイドの行方
プレミオ/アリオンは2021年中に両モデルとも廃止するのが有力となっている。ただ格安の5ナンバーセダンは法人向けや一般ファミリー向けにニーズがあるとの見方もある。
2019年9月17日にフルモデルチェンジしたカローラが3ナンバーボディ化したことで、5ナンバーのアクシオやフィールダーが法人向けに継続販売となっている。
であるならばプレミオ/アリオンとアクシオを統合し、新型の5ナンバーセダンを法人向けに投入するという手を使うかもしれない。
プレミオ/アリオンは2020年7月で2Lモデルが廃止となり、1.5L&1.8Lのラインナップとなった。
ポルテ/スペイドはルーミー/タンクの発売によって、急激に存在価値がなくなっている。それでも細々と販売を継続させている。
そんななか2020年7月2日に一部改良した。今後1年程度の様子を見ながら、両モデルとも生産を終了するものと思われる。
証言1:首都圏トヨペット店営業担当者
「アルファードとヴェルファイアでは次のフルモデルチェンジでアルファードに1本化されると聞いている。
2020年5月から両モデルを扱っているが、アルファードばかりが売れ、ヴェルファイアはまったく売れなくなっている。
5年後の下取り額で20万円もアルファードが高いのだから、アルファードが残るのは当然だと思う。
プレミオ/アリオンではどちらも廃止になるのではないかと予想している。セダンはまったく売れない状況が続いているからだ」。
証言2:首都圏ネッツ店営業担当者
「ヴォクシーとノアではヴォクシーのほうがずっと売れ行きがよい。4月下旬の一部改良によるグレード再編ではノアに1本化されると思われたが、ヴォクシーの方が好調に売れているので、方針が変更になったようだ。
次期型ではエアロバージョンがヴォクシー、5ナンバーの標準タイプがノアにコンセプト分けをすると予想している」。
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