新型アクア 7月19日発表直前全情報!! 注目の燃費35.8km/Lで全グレード&価格判明

トヨタ初装備も目白押し! アクセルペダルオフで減速制御も導入

新型アクアには、新型ハイブリッドバッテリーに加えて、コンパクトカーでは初採用となる強回生システムが採用される。さらに最新トヨタセーフティセンスとMIRAIに搭載されているフルオート駐車支援機能が初搭載される
新型アクアには、新型ハイブリッドバッテリーに加えて、コンパクトカーでは初採用となる強回生システムが採用される。さらに最新トヨタセーフティセンスとMIRAIに搭載されているフルオート駐車支援機能が初搭載される

 走行性能では、前述の新型ハイブリッドバッテリーに加えて、トヨタコンパクト初採用となる、強回生システムを採用し、運転者の負荷を軽減する。アクセルペダルOFFで減速コントロールが可能になり、ペダルの踏みかえ頻度を下げ、運転の疲れや空走時間を低減するものだ。

 先進安全装備には、最新のトヨタセーフティセンス(TSS)を搭載する。基本はヤリスに搭載されているTSSと同機能となり、クルーズコントロールは全車速追従方式を採用した。

 加えて、パノラミックビューモニター(PVM)、ブラインドスポットモニター(BSM)+リアクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)は、メーカーオプション(MOP)として設定される。インテリジェントクリアランスソナー(ICS)は、「Z」・「G」で標準装備、「X」・「B」ではメーカーオプションだ。

 ICSの機能には、車両前後の静止物に対するブレーキに加え、側方の静止物に対するブレーキ機能を追加した(車両側方のソナーとカメラで検知するため、後述のアドバンストパーク装着車のみ対応となる)

 また、トヨタチームメイト[アドバンストパーク](フルオート駐車支援機能)を、トヨタコンパクトで初搭載する。

 MIRAIと同様に、アクセル・ブレーキ・ステリング・シフト操作を自動で行い、無駄な切り返しの無い動きで、約30秒で駐車を完了できる。区画線や隣接車両がなくとも、事前に駐車位置をメモリー登録すれば使用できるので、自宅車庫など、様々な場所で使用可能だ。

注目の外観&内装はどう変化? ボディカラーやシートバリエーションも詳報

新型アクアのシフトレバーは、現行型プリウスに近いエレクトロシフトマチックへ変更になる。さらにパーキングブレーキが、足踏み式へ変更になるため、現行型アクアと操作性が大きく変わる
新型アクアのシフトレバーは、現行型プリウスに近いエレクトロシフトマチックへ変更になる。さらにパーキングブレーキが、足踏み式へ変更になるため、現行型アクアと操作性が大きく変わる

 ボディサイズは全長4050mm×全幅1695mm×全高1485mmで、ホイールベースは2600mmだ。現行モデルよりも、全高が30mm高くなり、ホイールベースが50mm拡大したことで、頭上空間が広がり、前後席のカップルディスタンスは20mm長くなる。

 インパネには10.5インチディスプレイオーディオをZに標準装備(GではMOP)し、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)は全グレードに標準装備だ。

 シートには「X」・「B」で、標準ファブリックのヘッドレスト一体型を採用。「Z」・「G」は上級ファブリックを使用し、ヘッドレスト分離型のシートが用意されている。

 インテリアで大きく変わるのが操作系統だ。現行型のシフトレバーは、一般的なフロアシフトで、ゲート式が採用されていた。しかし、新型ではインパネシフトへ変わり、操作方法もゲート式からエレクトロシフトマチックになる。

 操作系のイメージは現行のプリウスに近い。パーキングブレーキもレバー式から足踏み式へ変更されるため、現行モデルから乗り換えを考えるユーザーは、大きく操作性が変わる点に注意したい。

 また、詳細なエクステリアデザインに関しては、スタッフマニュアルでもシルエットになっており、確認することができない。おそらく記者発表まで、公式なデザイン発表はないものと思われる。

 ボディカラーは「Z」・「G」・「X」で全8色が用意されている。標準色は、シルバーメタリック、ブラックマイカ、ブラスゴールドメタリック、アーバンカーキ、ダークブルーマイカメタリックに加え、新規開発色のクリアベージュメタリックを用意。

写真は「Z」・「G」・「X」で用意されている、ブラスゴールドメタリック色のヤリスクロス。このほかに、有償色2つを含めた7色が用意されている
写真は「Z」・「G」・「X」で用意されている、ブラスゴールドメタリック色のヤリスクロス。このほかに、有償色2つを含めた7色が用意されている

 有償色にプラチナホワイトパールマイカとエモーショナルレッドIIを設定する。最廉価の「B」は、スーパーホワイト、シルバーメタリック、ブラックマイカの3色展開だ。

 新型アクアは、6月25日から販売店で予約受注を開始し、順次メーカーへオーダーがおこなわれている。しかし、エクステリアデザインが不明確なため、思うように予約販売は進んでいないという。

 初代のように、発表1か月で12万台というスマッシュヒットは、さすがにないと思うが、7月19日の記者発表後は、注文が激増する可能性は高い。現状では2~3か月程度の納期を見込んでいるが、発表後に納期が延びることは必至である。納車を急ぐ場合には、記者発表前のオーダーをおすすめしたい。

【画像ギャラリー】トヨタアクアが10年ぶりにフルモデルチェンジ! 発売1か月で12万台を記録した現行型モデルをみる

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