■レクサス…新開発EVを2025年までに投入/カーボンニュートラルに向けた電動化を提案
レクサスのトピックスは去る6月12日にワールドプレミアした新型NXだが、さらに意欲的なニューモデルを来年以降投入する計画だ。
そのひとつがラージSUVのRXだ。
現行型RXは2015年の登場で、2022年10月頃新型が登場する計画。
そう、トヨタブランドで『クラウンクロス』として新開発されるSUVのレクサス版が、来年秋に登場する新型RXの正体だ。
レクサスは2025年には全車種に電動車を設定し、10モデル以上のEV、PHEV、ハイブリッドモデルなどのニューモデルを投入するとしている。
当然、新型RXはハイブリッドやPHEVはもちろんだが、EVの設定も念頭に置いた開発が進められることとなる。
一方、トヨタが「bZ」シリーズとして新規プラットフォームをスバルと共同開発したEV。
レクサスモデルへの展開も計画されている。これがどのようなモデルになるのかは現在スクープ班が鋭意調査中だが、トヨタブランドとは一線を画すプレミアムブランドとして、EVスポーツモデルを開発しているとの情報もあり、興味深い。
TMS2021では、このEVスポーツのデザインスタディを出展する計画があったのではないか?
■ダイハツ…電動化へ向けた軽自動車の提案
ダイハツはトヨタとのOEMの関係で登録車のラインナップを増やしている。その中で、次の一手として開発が進められているのがコンパクトサイズの3列シートモデルだ。
プラットフォームは小型SUVのロッキーがベースで、前回の東京モーターショーに出展されたDNマルチシックスがその原型だが、最新の情報ではSUVテイストを強めたモデルとして開発されているということで、エクステリアデザインのイメージは大きく変わることになりそうだ。
一方、そろそろタイミング的にモデルチェンジの時期なのだが具体的な情報が見えてこない新型ムーヴ。
タント、タフトとDNGAプラットフォーム採用軽自動車が登場し、その真打としてムーヴが位置しているはずなのだが、現在の軽自動車はタントのようなスーパーハイトが売れ筋の中心。
ハイトワゴンのムーヴは存在意義をアピールするためにもストロングハイブリッドや今後のEV化を視野に入れたモデル開発のため、当初の計画よりも時間がかかっているという情報もある。
●3列シートコンパクトミニバン(2022年10月登場予定)
●新型ムーヴ
【画像ギャラリー】本稿で紹介しきれなかったモデルたちも紹介! TMS2021に出てくるはずだったモデルたちをギャラリーでチェック!
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