●トヨタ 新型C-HR(2023年デビュー予定)
1代限りで終了の噂もあったC-HRだが、来年夏にフルモデルチェンジとの情報だ。現行型と同じく次期型もデザイン優先のクーペSUVで、過激なフォルムも健在。パワーユニットは新型プリウスと同じ2Lハイブリッド(プリウスには1.8Lハイブリッドもある)で、1年ほど遅れてBEV仕様も追加される可能性がある。
クーペSUVはそのままだが、弱点だった後席の居住性が改善され、より幅広いユーザー層にアピールできるクルマとなる。
●トヨタ クラウンスポーツ&エステート(2023年秋デビュー予定)
新型クラウンには第1弾として登場したクロスオーバーのほかに3つのバリエーションが発表、公開されている。
来年秋までにはSUVの「スポーツ」(写真上)とワゴンの「エステート」(写真下)の追加が予定されており、セダンは2024年春になるという情報だ。
パワーユニットはクロスオーバーの2.4Lターボハイブリッド&2.5Lハイブリッドを踏襲するとともにBEV仕様の追加もありそう。SUVの「スポーツ」はハリアーよりも全高が低く、よりスポーティな印象となる。
●トヨタ/ダイハツ 新型パッソ/ブーン(2023年秋デビュー予定)
トヨタ最小コンパクト、パッソも来年FMC。ダイハツが開発し、トヨタにOEM供給する関係は現行型と同じで、ダイハツではブーンとして販売。
DNGAと呼ばれる新開発プラットフォームを採用することで、走りの質感が大幅にアップすると言われており、楽しみだ。
●トヨタ スープラGRMN(2023年春デビュー予定)
スープラに最強のGRMN仕様が来年春登場。直6、3Lツインターボは550psまでパワーアップし、7速DCTと組み合わされる。これが最終モデルとなり、スープラは2025年に生産終了になるという情報だ。
●トヨタ 新型BIGミニバン(2023年秋デビュー予定)
アルファード/ヴェルファイアを超えるビッグミニバンも来秋登場。グランエースのプラットフォームを使い、徹底的に高級感を追求する。パワーユニットはV6、3.5Lツインターボ+ハイブリッドとの情報もある。
■レクサスはコンパクトSUVがスタンバイ(2023年秋デビュー予定)
レクサスの来年の新型車として期待されていたV8、4Lツインターボを搭載する「LS F」と、そのSUV版となる「LF」はここにきて開発が中断されているという情報。「ガソリンターボのハイパフォーマンスカーは時代にそぐわない」という判断かもしれないが、残念。引き続き情報を集めたい。
一方、順調に開発が進んでいるのがレクサス初のコンパクトSUV。V8ツインターボとは対極となるクルマで、直3、1.5Lハイブリッドを搭載する全長4m前後の小さな高級SUVだ。
ベースは海外専売車の「アイゴ」で、デザインもアイゴのイメージを受け継ぐものとなる。セカンドカーとしての需要がメインとなりそうだが、ダウンサイズユーザーの注目も集めそうだ。予想価格は300万円台後半スタートで、レクサスの新たなチャレンジとなる。
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