■トヨタのBEV戦略全面見直し!?
2022年10月下旬、ロイター通信がスクープを発信。トヨタがBEV戦略を見直し、2030年までに30車種を揃えるとしていた従来の計画の一部を止めたというものだ。
BEV専用プラットフォームのe-TNGAはエンジン車と混合して生産できる設計となっているが、テスラなどBEV専業メーカーに比べて効率が悪く、予想以上に早く進む世界のBEV化の流れに追いつけないと危惧する意見が出てきているとのこと。また、予想以上に収益が見込めないことも問題視されているという。
e-TNGAを継続するのか、新たなBEV用プラットフォームの開発に着手するのかを検討し、来年はじめまでに結論を出すと報じられており、昨年12月に一気に公開した新型BEV16車種も、何車種かは開発をすでにストップしているという。トヨタのBEV戦略が風雲急を告げている。これからの動向に注目したい。
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