レクサス 新型TX2023年に爆誕!! 3列シート完備でバカ売れ必至か!?

■BEVも視野に入れながら開発

 デザインは、既存のレクサスSUVにはないワゴンクロスオーバー的な雰囲気となる。

 ハイランダーのボディサイズは全長4950×全幅1930×全高1730mm、ホイールベース2850mmだから、TXもそれに準じたサイズとなるだろう。

 かなりの大型サイズとなるが、それだけに室内は相当な広さを確保しており、3列目シートも足元の余裕はアルファード/ヴェルファイアクラスとなりそうだ。

トヨタブランドの海外専売車、ハイランダーをベースに作られる新型SUV。全長5m近く、全幅1.9m超の大型サイズになりそうだ(画像はベストカーによる予想CG)
トヨタブランドの海外専売車、ハイランダーをベースに作られる新型SUV。全長5m近く、全幅1.9m超の大型サイズになりそうだ(画像はベストカーによる予想CG)

 パワーユニットは直4、2.4Lガソリンターボと新開発のそのハイブリッド、そして、従来型THSIIの2.5Lハイブリッドの3種類が用意される。

 現状ではPHEVが設定されるという情報はなく、PHEVを飛び越えて、BEV(電気自動車)を追加する方針のようだ。

 レクサスTXはBEV化を視野に入れた開発がされている。床下に大容量のバッテリーを搭載するスペースが確保されており、いつでもBEVをラインナップに組み込めるようになっているのだ。

 トヨタはBEV専用プラットフォームのe-TNGAと、既存のTNGAプラットフォームを改造してBEV化する両面作戦を展開している。前者の代表がbZ4Xで、後者がレクサスUX300e¥。

 レクサスTXはUX同様、ガソリンエンジン、ハイブリッド、BEVの3つのパワーユニットを持つクルマになるということだ。

 現状、レクサスにはNX、UX、RX、LXの4種類のSUVが存在しており(12月にはRZも加わる)、そこにこのTXが参入することになる。

 ラグジュアリーブランドのミニバンがベンツVクラスしかない国内市場では、TXの持つ大型サイズの3列シートという特徴は希少価値にもなる。

 車格としてはRXと同等か、その上といったところになりそうだ。価格はパワーユニットにもよるが、500万円台後半から800万円台あたりというのがベストカーの予想。

 トヨタのハイランダーをベースとしながら、きっちりとレクサスにふさわしい上質感を携えたクルマになるだろう。

 重要なのは、日本車でのライバルが数少ないこと。

 TXと同等のサイズを持つ3列シートSUVは、同門のレクサスLX(ランクル300)か2023年中に登場予定のマツダCX-80くらいで、あとは欧州プレミアムブランドのSUVとなる。

 そういう意味では指名買いされるクルマになれる資格も大いにある。

 まずはガソリンとハイブリッドが2023年秋~冬頃に登場する。

●レクサス TX(2.4ターボHV)予想スペック
・全長×全幅×全高:4950×1930×1730mm
・ホイールベース:2850mm
・車両重量:2000kg
・パワーユニット:直4、2.4Lターボ+モーター
・エンジン最高出力/最大トルク:272ps/46.9kgm
・システム出力:349ps
・WLTCモード燃費:15.0km/L
・予想価格:750万~800万円
・登場時期:2023年秋~冬

【画像ギャラリー】LX、RX-L、ハイランダーの画像も掲載! 期待の新型「TX」をギャラリーでチェック!(24枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

SCOOP総集編やZ NISMOなどのゼロヨンテストで、夏い暑も吹っ飛ばせ(!?) これを読めばクルマ界の将来丸わかり!「ベストカー9月26日号」

SCOOP総集編やZ NISMOなどのゼロヨンテストで、夏い暑も吹っ飛ばせ(!?) これを読めばクルマ界の将来丸わかり!「ベストカー9月26日号」

暑さ吹っ飛ばす灼熱ゼロヨンテスト、敢行! 総勢55台が集まるSCOOP情報の総集編も堂々完成! 読んでるコチラも胸が熱くなる特集でお届け!