■新型アルファード&ヴェルファイア:登場予想時期は2023年初夏
2022年夏にまさかの受注停止となった現行アルファード。その一方で、次期モデルから生産終了と噂されていた現行ヴェルファイア。最新情報では、新型アルファードの登場時期は、2023年5月から、2023年初夏と少し延期されることになったようだ。
搭載されるパワーユニットは2.5Lハイブリッドと2.4Lガソリンターボとなる見込み。2.4Lターボは現行型のV6、3.5Lの代わりとなるもので、280ps/43.8kgmを発生する。
兄弟車のヴェルファイアについては、廃止されずに存続することになったという情報を入手。かつてはアルファードより人気のあったヴェルファイアは、現行モデルになってから人気が急落し、販売台数が逆転したため、次期型でヴェルファイアは終了するのではないかという話だったが、引き続きアルファードの兄弟車として生き残るようだ。
気になるのは、アルファードとどのように差別化が図られるのかだが、現行車ほど差別化は計られないようだ。
■ランドクルーザープラド:登場予想時期は2023年夏頃
新型ランドクルーザープラドの発売が、2023年夏頃となるのがほぼ決まったようだ。現行モデルが登場したのが2009年9月14日であるから、実に14年ぶりの世代交代となる。
従来だと兄貴分のランドクルーザーの1年後に一新するのが恒例となっていた。現行ランドクルーザー300の登場が2021年8月2日であったから恒例に従えば、今夏のフルモデルチェンジ実施のはずだった。
それが1年先送りになったのは、ランドクルーザー300が爆発的な人気の高さで売れ過ぎ、納期が4年以上になり、7月1日に受注停止となっており、現在も受注再開のめどは立っていない。
もちろん、ラダーフレーム構造のGA-Fプラットフォームを採用し、エクステリアデザインは基本的にキープコンセプトだが、直線と曲面を融合させたスタイルとなる。ボディサイズは現行の全長4825×全幅1885×全高1850mmと現行モデルとほとんど変わらない。
ホイールベースは2790mm、トレッドは前後とも1585mmも同様となる。乗車定員はこれまで通り2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを用意する。
注目のパワーユニットはどうなるか。現行シリーズは2.7L、直4ガソリン、2.8L、直4ディーゼルエンジンから、ディーゼルターボに2モーター、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたディーゼルハイブリッドとなる可能性が高い。
ガソリンユニットはすでにトヨタが搭載車を設定している2.5Lか2.4Lターボのいずれか。2.5Lはハリアー、RAV4、2.4Lターボはクラウンに搭載している。車重を考慮すれば2.4Lターボがベストマッチングといえるだろう。従来ユニットはガソリンNAを残す可能性がある。現行モデルはディーゼルよりもガソリンのほうが国内では販売台数が半分以上を占めるからである。
気になるのはやはり納期だろう。ランクル300では納期が4年以上になり、受注停止となっているが、ランクルプラドも納期が長くなるのは確実。欲しい人は予約受注が開始されたら早めにオーダーしたほうがいいだろう。
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