■今後はハイトワゴンでもスライドドアが当たり前になる!
タントやスペーシア、N-BOXなどのスーパーハイトワゴンでは両側スライドドアは必須だが、少し背の低いハイトワゴンにスライドドアを採用するのは、2021年9月に発売されたワゴンRスマイルと、2022年7月に発売されたムーヴキャンバスの2車種。
ワゴンRスマイルの全高は1695mmだからムーヴキャンバスよりも40mm高いが、1700mmは超えていない。
いずれも人気車種となっており、ワゴンRスマイルは、ワゴンR全体の販売を押し上げて、なんとワゴンRが2014年12月以来、約7年ぶりに2021年10月の軽自動車新車販売台数NO.1に輝いたこともある。
いっぽう、ムーヴキャンバスも2022年末にはムーヴ全体の販売割合が約8割を占めた。ワゴンRスマイル、ムーヴキャンバスともに、本家を超える人気ぶりを示しているのだ。
ワゴンRスマイル、ムーヴキャンバスともにキャラのある可愛らしいスタイルが人気だが、それ以上に「ハイトワゴンで両側スライドドア」という特徴を備えていることが、人気急上昇の一因ではないか。
それに目を付けたダイハツが、ハイトワゴンのムーヴに両側スライドドアを採用してきたというわけだ。
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