■新型アルファードは事前に予約受注を行わなくなった!
しかし、あまりにも予約が殺到しそうな大物=新型アルファード&ヴェルファイアの場合には、あえて予約受注は行わない方式を取っているという。
首都圏トヨタディーラーの営業マンは、「クラウンクロスオーバー、プリウスの時にはこれまで通り、発表発売前に予約受注を受け付けていましたが、納車の順番や納期など混乱が生じたので、今度のアルファード&ヴェルファイアから発表発売日以降に一斉に受注をかける方式に改めました」。
たしかに1月10日に発売となった新型プリウスの場合、年内の最終営業日の2022年12月26日までに予約受注(申込金の入金が必要)した場合、納期は2023年春頃、それを過ぎて1月10日以降に予約受注すると納期は1年以上になるといわれていた。
実際、6月初旬現在のプリウスの納期はPHEVが9カ月、Zが1年10カ月、Gが1年4カ月、Xが8カ月(ディーラー調べ)。ただし、国内向けの生産が強化されるということで今秋以降短縮されるという。
それ以外のトヨタ車についても、2022年12月頃から2023年春頃まで日本仕様車の生産を優先し、納車が急に数カ月も早くなったという情報も聞いている。
さて、新型アルファードである。4月下旬に営業マン向けのプロダクトガイド(動画)が配信され、当初は6月7日に記者発表・発売が行われる予定だったが、4月下旬に6月21日に延期されることが販社に通達された。
しかし、5月下旬、全スケジュールの再調整が行われることになり、結局、ふたを開けてみれば6月21日に発表発売することが本決まりになった。これはすでに聞いている人も多いと思う。
さて、ここからが新情報。話を聞いた首都圏の営業マンはこう語る。
「新型アルファード&ヴェルファイアは、6月21日の記者発表の前に事前申し込みは受け付けていません。6月21日から6月30日までオーダーを受け付け、溜まったオーダーを7月1日にメーカーに一斉に発注する方式をとるようです。見積り書の作成、オーダーは6月21日から始まりますが、いきなり来られても対応できませんので、商談の予約をすることが必要です」。
続けて「カタログは21日午後には届くと思います。新型アルファード&ヴェルファイアのショールームの展示は7月1日以降になると思います」。
別のディーラーでは、グレードやメーカーオプションを前もって選んでもらい、発表日に正式に案内するところもあるそうだ。
気になるのは、初期受注分の納期や納車の順番はどうなるのかだが、この点については営業マンもまだ知らされていないようだ。
いずれにしてもアルヴェルが欲しい人は、まずは6月21日当日、営業マンとの商談するための予約を取ったほうがいいだろう。
これはあくまでも話を聞いた販社からの情報で地域や販社によって異なる場合もあるので注意が必要。気になる方はお近くのディーラーで聞いてみたほうがいいだろう。
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