2025年登場予定とベストカースクープ班が情報をキャッチしている新型GR86。初代および現行の2代目はスバル主導で開発されたが、新型ではトヨタ主導で、GRヤリス、GRカローラと同じ直3、1.6Lターボを搭載するという情報が!!
※本稿は2024年1月のものです
文、予想CG/ベストカー編集部、写真/トヨタ
初出:『ベストカー』2024年2月10日号
■次期型はターボHEVか!?
次期GR86も2025年登場車の目玉。次期型はGRヤリス、GRカローラの直3、1.6LターボのHEVで登場するという情報だ。
駆動方式はFRを継承するのでHEVシステムは横置きエンジン、前輪駆動ベースのTHS(トヨタハイブリッドシステム)ではなく、今年登場のランクル250の北米・中国仕様、それにレクサスGXに搭載予定のパラレル式が有力。
エンジンを縦に置き、クラッチを介してモーターと直列に繋がるシステムで、ランクル250では8速ATと組み合わされているが、86ではATとともに当然3ペダルMTも用意されるだろう。システム出力は300psオーバーとなりそうだ。
初代〜2代目(現行型)と開発はスバル主導でプラットフォームもスバルのものだったが、次期型はトヨタが開発を主導。ただし、BRZも86と同時に新型が登場する。
BEVもあるかどうか気になるところだが、現時点での情報では「なし」。HEVスポーツ一本で新たな展開を見せる。現行型と同じコンパクトな2+2クーペで登場する。
新型トヨタ GR86予想スペック
・全長:4400mm
・全幅:1800mm
・全高:1300mm
・ホイールベース:2600mm
・パワーユニット:直3、1.6LターボHEV
・システム出力:330ps
・駆動方式:FR
・トランスミッション:6MT/8AT
・予想価格:400万〜450万円
コメント
コメントの使い方3気筒でターボこんなクラウンはクラウンではない!お客に対して舐めてませんか!?
“86”という名前、流石に変えた方がいいのでは。
次期型はまあまあなハイパワーで、チューニングするまでもない完成したスポーツカーとして出てきそうなので、もはや86ではないと思います。
どうしても86を残したいなら、もう1ランク下のライトスポーツを作った方が…。
いずれにしても、トヨタの開発陣の皆様には名前にとらわれず伸び伸びと車を作ってほしい。
スポーツカーは8年だの15年だのFMCしないまま売り続けてる車種がある中で、時代と技術はその間にも
どんどん進化してるため、こうして早期に完全新型を出すのは大歓迎ではあります。
しかし現行のBRZたちの完成度が頗る高い。サイズも重量も一回り大きい新型は、比較されたら否定的な先入観から入る人ばかりになる。
そこを覆すのは並大抵の良さじゃできない、大変厳しい挑戦になるはずです。