■セリカ復活の信憑性がMAXに!
さらに中嶋副社長は会見で「2Lターボエンジンは従来の2.4Lターボエンジンよりも高効率・高出力・高燃費を達成できる見込みで、北米市場で我々の主力商品となっているピックアップトラックや、スポーツモデルにも対応できる」と、ここでスポーツモデルあり、と言わしめたのだ。
さて、ここからが本題。復活するセリカGT-FOURは果たしてどんなクルマになるのだろうか。400psクラスの2Lターボ+4WDになる可能性が高いが、ラリーのイメージに直結した本格的な4WDスポーツもできるし、逆にラグジュアリーなイメージのクルマも作れる。
そのあたりは狙いしだいというわけだが、GR-FOURという新4WDシステムを搭載したGRヤリス&カローラが超本格的な4WDスポーツとして君臨しており、その上に本格ミドシップのMR2、その下にスターレットとS-FRというFFとFRの小型スポーツが控えている。
特にスターレットはWRCラリー4のベース車になることも決定しており、GRヤリスと合わせてWRCイメージは充分。そうなれば、セリカはラグジュアリークーペを狙ってもおかしくはない。
そもそも1986年に登場した初代セリカGT-FOUR(ST165)はラグジュアリーなスポーツクーペだった。価格も297万6000円と当時としては高価なクルマで、その原点に戻るなら、復活セリカGT-FOURもラグジュアリー路線を目指す可能性もあるだろう。蛇足だが映画『私をスキーに連れてって』も令和に復活してほしい!
奇しくもデートカーとしてセリカのライバルでもあったホンダプレリュードも復活する2025年。その2025年1月の東京オートサロンでコンセプトモデルを公開するという情報も入っている。400psの新開発2Lターボエンジンに4WDという、新型セリカGT-FOURの登場を心待ちにしてます!
【画像ギャラリー】新型セリカは2+2のスペシャリティクーペ! 栄光の歴代セリカの写真をチェック!(5枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方