令和の『私をスキーに連れてって』ほんとにあった[セリカ]復活!? 新型2Lエンジン完成 最新情報がついに

■セリカ復活の信憑性がMAXに!

2+2のスペシャリティクーペとして登場する新型セリカ(予想CGイラストはベストカーが製作したもの)
2+2のスペシャリティクーペとして登場する新型セリカ(予想CGイラストはベストカーが製作したもの)

 さらに中嶋副社長は会見で「2Lターボエンジンは従来の2.4Lターボエンジンよりも高効率・高出力・高燃費を達成できる見込みで、北米市場で我々の主力商品となっているピックアップトラックや、スポーツモデルにも対応できる」と、ここでスポーツモデルあり、と言わしめたのだ。

 さて、ここからが本題。復活するセリカGT-FOURは果たしてどんなクルマになるのだろうか。400psクラスの2Lターボ+4WDになる可能性が高いが、ラリーのイメージに直結した本格的な4WDスポーツもできるし、逆にラグジュアリーなイメージのクルマも作れる。

 そのあたりは狙いしだいというわけだが、GR-FOURという新4WDシステムを搭載したGRヤリス&カローラが超本格的な4WDスポーツとして君臨しており、その上に本格ミドシップのMR2、その下にスターレットとS-FRというFFとFRの小型スポーツが控えている。

 特にスターレットはWRCラリー4のベース車になることも決定しており、GRヤリスと合わせてWRCイメージは充分。そうなれば、セリカはラグジュアリークーペを狙ってもおかしくはない。

最後のGT-FOURとなったST205は1994年2月に登場し、1999年9月に販売終了。トヨタのスポーツ4WDはGRヤリスの登場まで約20年おあずけとなる
最後のGT-FOURとなったST205は1994年2月に登場し、1999年9月に販売終了。トヨタのスポーツ4WDはGRヤリスの登場まで約20年おあずけとなる

 そもそも1986年に登場した初代セリカGT-FOUR(ST165)はラグジュアリーなスポーツクーペだった。価格も297万6000円と当時としては高価なクルマで、その原点に戻るなら、復活セリカGT-FOURもラグジュアリー路線を目指す可能性もあるだろう。蛇足だが映画『私をスキーに連れてって』も令和に復活してほしい!

 奇しくもデートカーとしてセリカのライバルでもあったホンダプレリュードも復活する2025年。その2025年1月の東京オートサロンでコンセプトモデルを公開するという情報も入っている。400psの新開発2Lターボエンジンに4WDという、新型セリカGT-FOURの登場を心待ちにしてます!

【画像ギャラリー】新型セリカは2+2のスペシャリティクーペ! 栄光の歴代セリカの写真をチェック!(5枚)画像ギャラリー

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