1月25日(木)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのデイ1が、フランス南部で行なわれ、トヨタのエサペッカ・ラッピが総合4位に、オット・タナックが総合5位に、昨年同大会総合2位のヤリ-マティ・ラトバラは総合6位につけた。
初日のトヨタ勢は4~6位。ラトバラは苦戦
2018年のWRC初戦ラリー・モンテカルロは、午後5時50分からモナコのカジノ広場で始まったセレモニアルスタートで華やかに幕を開けました。
今大会最長の36.69kmのSS1は、ドライの舗装路、雪道、そして凍結路が入り混じる難易度の高いステージで、多くのトップ選手がスピンやコースオフをするなど波乱含みの展開。
3台のヤリスWRCは難関のSS1、続くSS2と2本のナイトステージを走り抜き、競技初日を総合4、5、6位で終えた。
明日27日から、本格的なラリーが開始し、計6本のSSを走る。勝負の行方を占う2日目に注目が集まる。
なお、1日目終了時点の順位は以下のとおり。トップは5年連続チャンピオンに輝いている、セバスチャン・オジエだ。WRC ラリー・モンテカルロは4日間行われ、28日(日)に最終日を迎える。
■トミ・マキネン(トヨタ チーム代表) のコメント
「予想していたとおり、システロンのSS1はどのドライバーにとってもドラマティックなものになりました。暗闇の中最初のステージに臨むというシーズンの始まりかたは、WRCの中でも本当に難しいものです。
自分がステアリングを握る立場でなくて良かったと思えるほどです。我々のドライバーは良いポジションでサービスに戻ってくることができましたし、明日はもっと違う内容のラリーになると思います」
■WRC ラリー・モンテカルロ デイ1の結果
- 1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 38m09.8s
- 2 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +17.3s
- 3 ダニ・ソルド/マルク・マルティ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +25.6s
- 4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +37.4s
- 5 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +42.4s
- 6 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +55.4s
- 7 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m02.3s
- 8 ブライアン・ブフィエ/クザビエ・パンセリ (フォード フィエスタ WRC) +1m51.0s
- 9 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +2m12.7s
- 10 エリック・カミリ/ベンジャミン・ベイラス (フォード フィエスタ R5) +2m42.2s
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