2026年4月18日(土)、風薫る富士スピードウェイのジムカーナコースにエキゾーストノートとスキール音が響き渡り、「東日本大学自動車部新歓フェスタ2026」の開催を祝福した。関東・東海圏の16大学から現役部員・新入生あわせて約350名が一堂に会し、同乗走行や企業説明会を通じて”クルマの世界”への扉を開くイベントが開催。現地取材レポートをお届けします。
文、画像:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】クルマ好きの若者に祝福を!! 16大学350名が富士スピードウェイに集う「自動車部新歓フェスタ2026東日本」開催(6枚)画像ギャラリー今年で10周年、16大学・約350名が富士スピードウェイに集結
富士スピードウェイのジムカーナコースが”青春の熱気”に包まれた。スタート地点には、BRZやEG6(シビック)、DC2(インテグラタイプR)、ZC32S(スイフトスポーツ)など、とっても大学自動車部らしい個性豊かな競技車両がずらりと並ぶ。コースを囲む各大学のテントでは現役部員が新入生を迎え、初めてジムカーナコースに足を踏み入れた1年生たちが目を輝かせていた。
2017年にスタートした「自動車部新歓フェスタ」は、今年で10回目の節目を迎える。(当初「西日本」のみの開催だったが)東日本でも開催されるようになって今回で4回目、運営規模も年々拡大している。今年は関東・東海から16大学が参加した東日本大会と、来週4月25日に名阪スポーツランドで開催予定の西日本大会(予定18大学・330名規模)を合わせると、全国で34大学・現役大学自動車部員約680名超を巻き込む一大イベントへと成長している。
タイムスケジュールを追う——同乗走行・企業説明会・抽選会
この日のスケジュールは、9時の搬入開始から始まり、12時にブース設営完了、12時30分に開会式。午後は「同乗走行①」(13時)と「企業様説明会」(14時)が柱で、15時から「同乗走行②」、16時からはスペシャル同乗走行の抽選会と走行、そして17時のプレゼント抽選会・17時15分の閉会式と続く、実に密度の高い約5時間。
同乗走行は、このイベントの目玉コンテンツだ。学生のジムカーナ車両に同乗するだけでなく、出展企業のデモカーでサーキット走行・ドリフトを体験できるプログラムもあり、プロドライバーの横に座る経験は、クルマの世界を志す学生にとって忘れられない原体験になっただろう。
企業説明会では自動車業界各社がブースを出展。エンパイヤ自動車(SPARCOやSabeltの日本正規輸入元)やアルパイン、DIXCEL、三井住友海上火災保険、TONEといった名だたる企業が参加しており、「就活のための説明会」という文脈もありつつ、「まずクルマの世界ではさまざまな企業が活躍しているということを知る機会」、「そういう企業が何をやっているか知ってもらって、できれば好きになってもらう場」として機能しているのが特徴だ。

学生の声——「大学から始めても日本一を目指せる」
・慶應義塾大学自動車部・西村京夏さん
現在28名の部員を抱える同部の目標は、シンプルかつ高い。「男女での全日本総合優勝」とのこと。大学の自動車部競技は、8月のスピード競技を皮切りに、11月の「フィギュア(運転の正確さを競う競技)」まで年間3大会。合計成績で決まる総合杯を、男女ともに制覇することを目指して日々活動している。西村さんが語るこの部の魅力は、充実した練習環境と仲間の存在、そして何より「大学から始めても日本一を目指せる」という点にある。モータースポーツの楽しさと奥深さを新入生に伝えるべく、自らハンドルを握り、魅力を発信し続けている。
・日本大学自動車部・内山大輝さん
現在2〜4年生で14名の部員を抱える日本大学自動車部。彼らが掲げる最大の目標は、夏の「全日本学生ジムカーナ選手権」での優勝だ。特に、新たに導入したスイフトスポーツで「初代王者」の称号を勝ち取るべく、並々ならぬ闘志を燃やしている。部を象徴するのは、他校を圧倒する「熱量」だ。活動は毎週土日、神奈川県伊勢原市にあるOB所有の土地で整備や練習に明け暮れる。3年生の内山大輝さんは、部の魅力をこの「熱い活動内容」にあると語り、新入生に対してもモータースポーツの楽しさを知ってほしいと意気込む。
■ 来週は西日本大会、そして次の10年へ
上述のとおり、東日本大会から1週間後の4月25日(土)には、名阪スポーツランドCコースで西日本大学自動車部新歓フェスタが開催予定だ。関西の主要大学18校・330名規模が参加する見込みで、東西合わせてこの春のモータースポーツシーンを盛り上げる。
本イベントの主催は「自動車部新歓フェスタ実行委員会」。聞けば、大学自動車部のOBたちがボランティアで成り立たせているイベントだという。なんと尊い! もっと盛り上がってほしい!! できれば美味しいものをたくさん食べてほしい!!!
クルマ好きの若者が、富士の空の下で同じ熱量をぶつけ合った4月18日。同乗走行希望者はずっと長蛇の列だった。この日、サーキットで弾けた笑顔の中から、次世代の自動車業界を担う人材が生まれると確信しました。みんながんばれ。応援しております。
【データ】(編集部カウント)
全体参加人数:353人
うち新入生:192人
参加大学数:16大学
・参加大学名
東海大学、工学院大学、慶應義塾大学、拓殖大学、國學院大學、中央大学、東京農業大学、青山学院大学、日本大学、専修大学、法政大学、早稲田大学、東京電機大学、横浜国立大学、静岡大学、芝浦工業大学
・協賛企業
DIXEL
アルパイン
三井住友海上火災保険
TONE(総合工具メーカー)
エンパイヤ自動車
TOYOタイヤ











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