■新型スカニアを総括する
スカニアは独自路線で「スカニアらしさ」を進化させたメーカーだ。自分がトラックに点数を付けるのもおこがましいが、旧型98点、新型99点だろうか。
メーカーには、トラックドライバーが日常的にどういう問題と向き合っているのかを考えてもらいたい。例えば、運転中に携帯電話がかかってきた時に、オーディオミュートとBluetooth車内通話がすぐに使えればストレスは無い。
スカニアと国産大型のインテリア、装備等を比べると、高級車とライトバンほどの差がある。
トラックは「生産財」であるから、安いに越したことはないのはわかるが、「スカニアがどうして高級インテリアを実現できたのか?」ということも考えて頂きたい。
国産メーカーも、まずはキャビン構造のフルモデルチェンジと「立って歩けるキャビン」を目指して開発を続けて欲しいものだと思った。
【画像ギャラリー】機能性・居住性の高さ、高級感すべて申し分なし!! スカニアの全容をギャラリーでチェック(18枚)画像ギャラリー