3日間で20万5000人以上の来場者を集め、熱気にあふれた今年の大阪オートメッセ(2023年2月10~13日/インテックス大阪/大阪府大阪市住之江区)。出展社の、目立ってなんぼの心意気には圧倒されるほど。その模様をレポートしよう。
文、写真/ベストカーWeb編集部
■「セコいのは、あかんでー!」
「ひろげる・つながる・クルマのワクワク」をキャッチコピーに、第26回大阪オートメッセ2023が大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された。
今回は3年ぶりに会場をフルに使っての開催とあって、開場時間直後は大勢の列ができ熱気がみなぎっていた。
東京オートサロンとよく比較されるが、大阪オートメッセはメーカーやチューニングメーカーに加え、ショップさんの出展も多く、当然「改造車」の割合も多い。これでもかとシャコタンにして鬼キャン(八の字タイヤ)を装着したクルマが並ぶ。
そして、チューニングメーカーさんの気合の入ったチューニングも見どころのひとつ。新型クラウンもEVのARIYAも攻めまくり。「派手でええやん!」と屈託ないのだ。またセンチュリーを筆頭にVIPカーが鬼キャン&ぺったんこ!
「そんなもったいない」と思っていたら「かまへん、セコいのあかんでー」と、記者自身のことを言っているのかもしれないが、お客さんの言葉が耳に入ってきた。
■軽自動車やミニカーも元気いっぱい
N-VANのバンパーを交換しディフェンダー風にした「ダッフンダー」は東京オートサロンにプロボックスをディフェンダー風にした「ティフェンダー」を出展し話題となった大阪のカスタムショップ・CLSの力作。ダッフンダーは車検対応のスプリング交換で25mmアップされた実車は取ってもユニーク。バンパー、スプリングとも実施に購入できるという。
YouTuberだった楠一成氏が一念発起して作ったKGモーターズは市販前提の1人乗りEV「ミニマム・モビリティ」を出展。
ポラロイドカメラをモチーフにした前後対象のデザインが特徴で東京オートサロンに出展したものを丸目仕様とし、市販に近づけている。2025年の発売を目指し、来年からモニターを募集するという。
軽トラの改造車も多い。しかも地元大阪ということでダイハツ・ハイゼットトラックの改造車がやたらと目立つ。シャコタンにしてオーバーフェンダーを装着すると見違えるほどの迫力。ベース車はジャンボが人気。
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