■水色のオープンを出してくれ! アウトランダーPHEVの開発者とトークショー
続いてアウトランダーPHEVの開発の方たちとトークショーに参加した。「なぜアウトランダーPHEVを選んだのか?」と聞かれたので、「これがダイナミックシールドの真打ちだと思ったから」と答えた。これは嘘も偽りもないホンネで、欧州のプレミアムブランド車と並んでもまったく遜色ない。
「どんな使い方をしたいですか?」には、「別荘に置きっぱなしになっているキャンピングカーにアウトランダーPHEVから給電して、おいしいコーヒーを飲みたい」と答えた。新緑の頃、ぜひやってみようと思う。
立て続けに「これからに期待することは?」には「オープンが欲しい。ティファニーブルーのアウトランダーPHEV“Jトップ”を作ってほしい」と無茶ぶりしてみたら、即座にデザイナーの方が「カタチはなんとかします」と楽しそうに答えてくれた。
また参加者からの「ラリーアート仕様が欲しい」という声にも、「いろいろなユーザーの声に応えていきたい」とアウトランダーPHEVの売れ行きが好調なので、開発の方の舌も滑らかだった(笑)。
■三菱オートギャラリーに大興奮!! デボネアとギャランGTO R73-Xに心震えた
テストコースに続いて、岡崎製作所の正門からほど近い場所にある「三菱オートギャラリー」を見学した。私が愛車にしたJEEPや初代パジェロが展示されていて懐かしい。奥に進むとデボネアがピカピカの状態で展示されていた。元GMで三菱自動車のデザインの基礎を作り上げたハンス・ブレッツナーさんのデザインだと説明を受け、納得した。デボネアには内装を含め、随所に当時のアメ車の匂いがしているからだ。
デボネアのことを「走るシーラカンス」なんて言うけれど、冗談じゃない! テリーは絶対に、デボネアの味方です。
もう一台、ギャランGTOに似ているが、よりかっこいいクルマを発見。1972年の東京モーターショーにギャランGTOの後継機として出展された「ギャランGTO R73-X」だという。大きく張り出したフェンダーやボンネットのエアバルジなど、マスタングやカマロにも負けない迫力がある。私は完全に打ちのめされた。販売されれば話題をさらったのに⁉ いや今からでも遅くないぞ!
私が三菱自動車を好きなのは、この頃のアメ車的なデザインが好きだからなのかもしれない。三菱オートギャラリーの一般公開は5月10日(水)再開予定で、予約さえすれば無料で見学できるから、ぜひ行ってほしい。デートにも使えそうだ。(※展示車のラインナップは変更する可能性がございますので、予めご了承ください)
ユーザーの声をダイレクトに聞くことができるファンミーティングは、クルマをよくするためのビタミン剤のようなもの。実際、私は開発の方に小姑の視点で改良すべき点をつらつら話したが、盛り上がってあっという間に時間が過ぎてしまった。
今回PHEVオーナーズミーティングに参加して三菱自動車が元気になってきたことが実感できた。開発者も参加者たちも、「PHEV愛」に溢れていて心地よかった。私はこれからこのPHEVオーナーズミーティングが続くかぎり参加するだろう(たぶん)。
【画像ギャラリー】2/25に愛知県岡崎市で三菱「PHEVミーティング」イベント開催!! 大好評だったイベントを画像で振り返る!!(14枚)画像ギャラリー
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