かつて日産が日本市場で販売していたSUV、テラノの末裔となる新型パスファインダーの中国仕様が広州モーターショー2023でワールドプレミアされた。東風日産がブース内に展示していたのだが、その姿を現地から速報で!!
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、日産
■日本で2代目までテラノの名で販売
今回、広州モーターショーで初公開された新型パスファインダーは歴代6代目モデル。
現行型セレナで採用されている最新版のVモーショングリルをフロントに採用しているのがポイントだ。北米市場の5代目モデルとはまったく別の顔を持っているモデルとして発表された。
2023年4月に開催された上海モーターショーに「パスファインダーコンセプト」を世界初出展していたのだが、2023年後半に発売することをアナウンスしていた。
それを受け、今回の広州モーターショー市販モデルがワールドプレミアされた経緯がある。
パスファインダーはもともと、日本市場では「テラノ」の車名で販売されていたSUVで、1986年に発売された初代、1995年にFMCを受けた2代目も日本では2002年まで発売されていた。
ところが、2005年登場の3代目モデル以降は海外専売モデルのパスファインダーとなっていた。
その後、2012年秋に4代目に移行し、2021年には5代目モデルにバトンタッチしていた。
なお、2013年に登場した3代目テラノはダチアのダスターをベースとしたSUVとしてインドとロシアで発売され、2022年まで生産されていた。
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