一般社団法人「日本eモータースポーツ機構」(出井宏明代表理事)は2023年12月16日、eモータースポーツ大会「UNIZONE」の紹介イベントを主催した。同イベントではリアルドライバーとバーチャルドライバーが激突! 詳細を紹介しよう。
文、写真/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生
【画像ギャラリー】レースで「リアル」と「バーチャル」の融合を目指す「UNIZONE」がいよいよ始動開始!(19枚)画像ギャラリー■2025年にはUNIZONE公式大会を実施へ
日本eモータースポーツ機構(JeMO)は2023年5月、eモータースポーツ事業を運営する一般社団法人として発足。そのJeMOが運営するeモータースポーツリーグ大会「UNIZONE」はJAF公認となる唯一のeモータースポーツ大会だ。
今回、JeMOはそのUNIZONEが今後目指す構想についてメディアやパートナー企業に紹介するためのイベントとして「e-Motorsport UNIZON Meetup」を開催。この日は、リアルモータースポーツドライバーとeモータースポーツドライバーによる混合チームによるレースバトルが開催された。
まずは冒頭、JeMO代表理事の出井氏が「私たちはJAFから公認をいただいている唯一のeモータースポーツリーグを運営する立場。2025年には本格的な公式大会を開催するため、さまざまなパートナー企業と協力しながら、“リアル”と“バーチャル”の融合を実現したい」と挨拶。
続いて、スーパーフォーミュラを開催する日本レースプロモーション(JRP)とのパートナーシップ締結についても発表された。JRP会長を務める近藤真彦会長から今回のパートナーシップ締結と今後のUNIZONEに対する期待についてのビデオメッセージが届いた。
■リアルモータースポーツドライバーとeモータースポーツドライバーが激突!
この日は特別エキシビションとして、リアルモータースポーツドライバー4名とeモータースポーツドライバー4名との混合4チームによるレースバトルを実施。参加したのは小山美姫/武藤壮太、佐藤蓮/佐々木唯人、山下健太/冨林勇佑、大湯都史樹/宮園拓真の各選手が組んだ4チーム。
今回、使用された競技用タイトルは『アセットコルサコンペティツィオーネ』。司会と実況はフリーアナウンサーの辻よしなり氏、解説はeモータースポーツドライバーとしても活躍する山中智瑛氏が務めた。
各々1対1のマッチレースを行ったあと、スターティンググリッドをその順位によって決めたセミ耐久レースが行われた。各チームによる抜きつ抜かれつの激しいバトルが繰り広げられ、優勝を飾ったのは大湯都史樹/宮園拓真両選手のチームだった。観戦していたメディアや関係者からは快哉が上がった。
この後、会場では出井代表理事や名古屋王者の片桐正大社長、JRPの上野禎久社長、オートバックスセブンの幅田智仁販売促進部長の4人によるトークセッションも行われた。
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