■レヴォーグSTI Sport ♯は久々のSTIコンプリートカー!
続いてはSTIのコンプリートカーとして登場したレヴォーグSTI Sport ♯。先代WRX S4に続き、STI製コンプリートカー♯としては第2弾モデルとなる。基本的にエンジンスペックの変更などはないが、意のままに操ることができる応答性と上質な乗り心地を向上させているのが開発を担当したSTI開発副本部長である高津益夫氏の狙いだ。
外装での注目点は、何といっても量産モデルより1インチ大きいBBS製19インチアルミホイール。STI専用に設計されたもので、約10kgの軽量化にも成功しているという。さらにボディカラーには専用色としてオフショアブルー・メタリック(有料色で3万3000円高)を用意したのもポイントだ。
さらにフロントグリルやドアミラー、インテリアではウルトラスエードを使用したRECAROシートやルーフトリムなどを精悍なブラックで統一。余裕と落ち着きを感じさせる静かな佇まいと、上質な車内空間を実現している。
また、足回りには、スーパーブラックハイラスター塗装を施した19インチBBS鍛造アルミホイールと、ミシュラン製ハイパフォーマンスタイヤを採用。新開発のSTI製フレキシブルドロータワーバーを採用し、STI製フレキシブルドロースティフナー、スバルパフォーマンストランスミッションオイルクーラーなども搭載することで、パフォーマンスワゴンとしての資質と品格を丹念に磨き上げているのが特徴だ。
■タフなイメージのBOOST GEAR2台も!
クロストレックにルーフラック、サイドオーニング、サイクルキャリアなどを装備し、アウトドアシーンにもピッタリな1台として注目されるのがクロストレックBOOST GEAR。アクティブライブを送りたいユーザーに心強いモデルとなるだろう。
一方、発売されたばかりのレックスにもBOOST GEARモデルを設定。こちらもフロントとリア、サイドの各ボトム部にパネルなどを追加しており、ワイルドでアグレッシブなスタイリングを実現している。
■WRX S4ベースのレースマシンも2台公開
2023年5月18~21日に実施されるニュルブルクリンク耐久レースに出るニューマシンがこのWRX NBR CHALLENGE 2023。それまでのEJ20ターボから直噴のFA24ターボに換装されたことで高出力化と燃焼効果の向上がメリットとして挙げられるという。
基本デザインはWRX S4を踏襲しながらよりレーシングライクなエクステリアに変更され、いまにも飛びつてきそうな獰猛なデザインだ。
最後が2023年の全日本ラリーに挑戦するSUBARU WRX RALLY CHALLENGE 2023。スバルモータースポーツの原点となるのはやはりラリーという機運が社内にも多く、それを受けて2023年からのレギュレーション一部変更もあり、現行型WRX S4ベースに切り替わることになったという。
ドライバーは新井敏弘選手と鎌田宅麻選手のふたり。小澤正弘総監督のもとで新たなチャレンジをこのマシンとともに見せてくれるだろう。2023年のスバルのモータースポーツに期待だ!
【画像ギャラリー】新型インプレッサ日本仕様やレヴォーグSTIコンプリートカー、WRX S4ベースのレースマシンを写真で!(37枚)画像ギャラリー
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