エスティマ、ついに生産終了!! 中古車相場はやはり高騰しているのか? 

エスティマハイブリットを買うなら? 

 値落ち傾向となっているエスティマハイブリッドだが、すべての年式が値落ちしているわけではない。

初代エスティマハイブリッド
初代エスティマハイブリッド

 登場したばかりの2006年~2007年式は8月末に最安値となる約62万円を記録するが、その後値上がりに転じて現在は約69万円まで値上がりしているのだ。

 やはり、年式や走行距離は進んでいても優れた燃費性能と広い室内空間を実現したエスティマハイブリッドの中古車が100万円以下で購入できるとなると人気が高まるのだ。加えて、2009年~2012年式も約134万円から約140万円へと値上がりしている。

 そのいっぽうで、ハッキリとした値落ちを示す年式もある。まずは2008年から2009年式で、平均価格は3カ月前の約125万円から今月は約108万円へ17万円の値落ち。

 そして、3度目のマイナーチェンジを行った2016年以降の高年式車で、3カ月前の約350万円から今月は約330万円へと20万円の値落ちとなっている。

 こちらはビッグマイナーチェンジした2016年式が最初の車検サイクルを迎えたことが大きく影響している。

エスティマハイブリットのメリット

 最近は、モデル末期となるとメーカーの在庫車が未使用中古車として出回ることがあるが、モデルライフの長いエスティマはそういったクルマが出回っていない。その証拠に平均走行距離が約2万kmから約2.7万kmへと延びている。

 エスティマハイブリッドは車内に設置されたAC100Vのコンセントから最大1500Wの電力を供給できるようになっている。オートキャンプや万が一の災害時でも電力源として使用できるというメリットもある。

 絶版車となったことで、今後は値落ちが緩やかとなり、横這いもしくは値上がり傾向となる可能性は高い。

 移動するだけでなく、便利な機能が装着されたエスティマハイブリッドの中古車は値落ち傾向でお手頃価格となっている今が狙い目だ。

 【画像ギャラリー】歴代エスティマを振り返る

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