発売から2年で新古車続出!!? 新型フォレスター 話題のe-BOXERも中古なら狙い目に

■未使用中古車が数多く登場した影響で値動きあり

 現在、現行型フォレスターの中古車の流通台数は約210台。3カ月前の2020年1月の時点が約200台で、その後需要期の3月に約170台まで減少するものの、4月に入り増加傾向となっている。

 流通している中古車の平均走行距離は3カ月前が約1000km、現在は約2000kmまで延びている。そして平均価格の推移は3カ月前が約300万円で、流通台数が最も減少した3月中旬に、約290万円まで値落ちしたものの現在は約295万円まで値を戻している。

 流通台数の増加と平均価格の反発の理由を調べてみると、スバル車としては珍しいおろしたて中古車が大量に市場に出回っていることがわかった。おろしたて中古車というのは、走行距離が非常に短い中古車のことで、販売店が登録はしたものの走行していないクルマのことである。この2019年~2020年式のおろしたて中古車が約135台も流通しているのである。

こちらの写真をクリックすると「フォレスター(現行型)」の中古車情報が見られます

 グレード構成は「Xブレイク」が約50台と最も多く、約49台でe-BOXERを搭載した「アドバンス」、そして約26台で「プレミアム」が続き、特別仕様車の「Xエディション」も約8台見つかった。ちなみに、おろしたて中古車の「Xブレーク」の価格帯は約277万~約327万円で、新車の車両本体価格が297万円なので、諸費用を含めた乗り出し価格を考えると30万円ぐらいはお得と言える。

 また、「アドバンス」の価格帯は約280万~約387万円。高価格帯の中古車はオプションの本革シートが装着されているので、アドバンスの新車価格が315万7000円であることを考えると割安にはなっている。

 現行型フォレスター全体の価格帯は約230万~約387万円となっている。これまでスバルはあまり、おろしたて中古車をしなかったメーカーなのだが、こうした部分にも新型コロナウィルスの影響が出ているようだ。

【画像ギャラリー】上質な走りを手に入れたフォレスター 歴代モデルの姿と現行モデルの詳細をチェック!

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