■ちょっと変わった輸入車を選ぶならこの3台
【クライスラーイプシロン】100万円~ 永田氏セレクトのイプシロン中古車はこんなクルマ!!
クライスラーがフィアット傘下となり、イプシロンはブランド名は日本で販売網のあるクライスラーとなった。だがクルマ自体はテーマやデルタといった名車を送り出したあのランチアが手掛けたモデルだ。
イプシロンは歴代革新的なスタイルやアルカンターラなどを使ったインテリアを持ち、富裕層の奥様がお買い物などに使う光景が目に浮かぶオシャレで高級感あるコンパクトカーである。
ピックアップした現行モデル(日本での正規販売は2014年に終了している)はフィアット500やパンダとプラットホームやエンジンといった機能面は共用する。
スタイルやインテリアの特徴は歴代モデルを踏襲しているのに加え、機能面はフィアットのコンパクトカーと共用。エンジンも個性だけでいえランキング上位間違いなし。燃費も良好な900cc2気筒ターボのツインエアだ。
組み合わされるトランスミッションがMTを自動化したAMTのためエンジンを含め好みが分かれるのは事実。
だが好みに合うならランチアという高級ブランドと内外装に加えてツインエアという、クルマ好きだったら一目を置くポイントが1台で3つも味わえてしまうのだ。
トドメに中古車価格も新車価格が最低230万ほどしたのと内容を考えれば激安で、原稿を書きながら筆者もちょっと欲しくなってしまった!
【キャディラックDTS】100万円~ 永田氏セレクトのDTS中古車はこんなクルマ!!
キャデラックはベンツ、BMWなどと並ぶ世界の高級車の1つである。ピックアップしたDTSは現在のCT6の二世代前となるベンツで言えばSクラス級のラグジュアリーセダン。
駆動方式はFF、エンジン&トランスミッションは4.6リッターV8+4速ATという組み合わせだ。乗るとベンツ/BMWとはまったく違う。全体的にアメ車らしいおおらかさを持っており、特に平均スピードの遅い日本で乗るにはシートなども含め実に快適だ。
それでいて残念ながらタマ数は少ないが、中古車価格に対するハッタリ度はベンツ、BMW以上で、綺麗に乗っていればこだわりのある人に見えるに違いない。
自動車税など維持費が高いのは事実だが、車検1回2年間といった割り切った乗り方で人生に一度「アメ車らしいアメ車に乗ったんだ」という思い出を作るのも面白い。
【レンジローバーイヴォーク】200万円 永田氏セレクトのイヴォーク中古車はこんなクルマ!!
イヴォーグはイギリスのSUVの名門ランドローバー社の中でも「SUVの王様」と呼ばれるレンジローバーを頂点とするレンジローバーブランドで最小となるモデル。
車格としては日本車だとトヨタハリアーやマツダCX-5などと同等のミドルクラスに相当する。
イヴォーグの魅力はランドローバー一族に恥じない悪路走破性やレンジローバーブランドに相応しいゴージャスなインテリア以上に、SUVでは世界屈指のカッコいいスタイルを持っている点だ。
さらに5ドアに加えスペシャリティな雰囲気があり一層カッコよさが際立つ3ドアのクーペもあり、クーペのタマ数は少ないが、探せば200万円台で流通しており、クルマにファッション性を求める人には面白い選択だ。
輸入中古車にはクルマそのものやコスパといった何らかの魅力を持つ売り物が山のようにあり、見ているだけでも楽しい。見ていてもし欲しくなったら、ちょっと勇気を出して自分のモノにし、新しい世界を体験してみてはいかがだろうか。
コメント
コメントの使い方