■今ならハイブリッドも射程圏に! 気になる最新の動き
まずは中古車の流通台数から。現行型フリードの中古車の流通台数は約1762台。そのうち2016年9月から2019年10月のマイナーチェンジ前の前期型が約981台。そして2019年10月以降の後期型が約784台と販売されていた期間を考えると前後期型の流通台数に差がないのが特徴。
それもそのはずで、年式別で最も流通台数が多いのはマイナーチェンジ後の2020年式で流通台数は約450台となっている。2016年式を除くと、年式による販売台数に差がないのが特徴だ。
また、2020年式~2021年式で走行距離500km以下という条件すなわち「おろしたて中古車」で検索すると、約440台がヒットする。そのうち約290台がガソリン車の「1.5Gホンダセンシング2WD車」。諸費用込みの乗り出し価格でも200万円で購入できるので、ボディカラーなどの条件が揃えば狙い目だ。燃費にこだわる人も「1.5Gハイブリッドホンダセンシング2WD車」ならば、約95台流通していて、乗り出し価格220万円で手が届く。条件が揃えば、新車のガソリン車がおろしたて中古車のハイブリッド車に変わるということも可能だ。
2020年3月当時の中古車の流通台数は約1450台で、現在は1762台と増加傾向だ。なおかつ前期型の中古車は減少傾向となっているが、マイナーチェンジ後の後期型は中古車市場に急増中だ。
現在、中古車の価格帯は約110万~約315万円。人気の高いモデルだけに、100万円を切る中古車はすぐに売れてしまうようだ。中古車の平均価格は約204万円。1年前の平均価格が約212万円だったので、緩やかながら値落ち傾向となっている。
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また、2016年9月から2019年10月のマイナーチェンジ前までの前期型の平均価格は約195万円。そして2019年10月のマイナーチェンジ後の後期型の平均価格は約245万円と平均価格で50万円差となっている。
流通している現行型フリードの中古車のグレード構成を見てみると、約744台と約42.2%を占めているのが、ガソリン車の「1.5Gホンダセンシング2WD車」。次いで多いのが約560台の「1.5Gハイブリッド ホンダセンシング2WD車」。そして前期型に設定されていた「1.5ハイブリッドEX」の約134台が続いている。
ガソリン車だけでなく、ハイブリッド車の中古車の流通台数が豊富で予算に合わせて選べるのはユーザーメリットが大きい。そして、マイナーチェンジ後に登場したSUVテイストの「クロスター」はガソリン車が33台、ハイブリッド車が16台。
またカスタムカーの「モデューロX」は約29台と少なめだ。ただし、価格帯は約230万~約315万円。200万円台前半で前期モデルのハイブリッド車も手に入るので、優れた乗り味を手に入れたいというユーザーには是非ともオススメ。購入後のオーナーシップの高さは格別だ。
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