日産 フィガロ/1991-1992年
初代日産マーチをベースに作られた限定生産のパイクカーで、搭載エンジンは1Lの直列4気筒SOHCターボ。
操作は手動になるが、アクリルコーティングが施されたホワイト革仕上げのルーフはひたすらおしゃれである。
年式的にはもはやかなり古いが、これを熱心にレストアしながら販売している中古車販売店はけっこう多い。そのため、程度良好な一台を探し出すことはまだまだ可能。
ただ、4シーターとはいえ後部座席はかなり狭いので、そこはあらかじめご承知を。
フィアット 500C/2009年-
イタリアのコンパクトカー「フィアット500」をベースとする小さな4座オープンカー。
オープンといっても、ピラーを残してルーフ前端からリアウインドウ下端までソフトトップが電動で開く「スライディングルーフ式」が採用されている。
デザインにクセがあり、インテリアも凝っているからだろうか、小ぶりであるにもかかわらず妙なセレブ感が醸し出されており、手頃な予算で優雅な気分に浸るにはいいチョイス。
中古車の流通量はまあまあ豊富で、相場は車両約50万円からと格安。ただし、50万円級の中古車は大半が過走行車なので、買うのであれば車両価格は110万円〜を目安に、エンジンは1.2ではなく、1.4またはツインエア(0.8Lターボ)の走行短め個体を探すのが得策となる。
1.2L車でもいいのだが、上り坂などでの走りがややかったるいのだ。
VW ゴルフカブリオレ/2011-2014年
先代フォルクスワーゲンゴルフをベースとする、2011年10月登場の4シーターオープン。
搭載エンジンは1.4Lツインチャージャーで、トランスミッションは7速DSG(デュアルクラッチトランスミッション)。ルーフはわずか9.5秒で開閉する電動ソフトトップだ。
派手な金持ち感はないが、内外装をあくまでもキレイにキープしながら、そして、変な改造をせずにフルノーマル状態で乗れば“地主のセカンドカー”っぽい雰囲気は充分に出る。
残念ながら流通量はやや少なめだが、それでも車両価格160万円前後を中心に、まずまず低走行な一台を探すことは可能だ。
購入時は7速DSGに変速不良やジャダーなどの不具合が出ていないか、あるいはそのリコール作業が済んでいるかを確認するようにしたい。
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