フォレスターの中古車市場はいかに
現在、フォレスターの中古車の流通台数は約1500台。そのうち旧型が約700台と半数近くを占めている。
流通台数は3カ月前約820台だったが、今月は約700台と減少傾向と気がかりな状況だが、中古車の平均価格は3カ月前の約185万円から約177万円と値落ち傾向となっている。
2018年に行ったモデルチェンジ直後は横這いに近いくらいの緩やかな値落ちにとどまっていたが、2019年3月の大需要期後は値落ち幅が大きくなっており、買いのタイミングを迎えている。
先代フォレスター中古車の本命と言える2015年に行った大幅改良後の後期型の中古車は約150台流通していて、最も多いのがターボエンジンを搭載した2.0XTアイサイトが約25%、そして僅差の約24%で2.0Sリミテッドが続き2.0i-Lとなっている。
フォレスターの後期型を買うなら?
中古車の価格帯は2.0XTが約186万~約290万円、Sリミテッドは約177万~約278万円。そして2.0I-Lは約145万~約250万円である。ターボ車のXTは自然吸気車のSリミテッドのプラス20万円というのが価格帯となっている。
しかし、平均価格の動きを見てみると、XTは3カ月前の約237万円から今月は約245万円と8万円の値上がりに対して、Sリミテッドは3カ月前が約237万円から今月は約234万円と値落ちと動きが分かれている。ターボ車は現行型に設定がないので、絶版車人気でさらに値上がりする可能性がある。
したがって旧型フォレスターの後期型中古車で狙い目はXTといえる。
前期型を買うならどのグレードがよいか
いっぽう、割安な価格で先代フォレスターの前期型中古車を狙うならば、自然吸気車で最も流通台数の多い2.0I-Lアイサイト4WDだ。
流通台数は約150台と豊富で、価格帯は約75万~約210万円。100万円以下の中古車は14台、150万円以下まで拡大すると54台と選択肢が広がる。
高い悪路走破性そしてアイサイトによる運転支援システムという実用性の高さでSUVを選ぶとすればフォレスターの優位性は盤石だ。
スバルのターボエンジンはこの先どんどん搭載車が減っていきそうなので、狙っている人は高コンディションが多い今が狙い目だ。
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