さあ出かけるぞ!! 旅好きも鉄道好きも大満足確実!! この夏ガチで推したい「観光列車」3選

さあ出かけるぞ!! 旅好きも鉄道好きも大満足確実!! この夏ガチで推したい「観光列車」3選

 2022年も7月に入り、いよいよ夏本番! 今回はこの夏に乗りたい観光列車3選をお届けします。どの列車も夏が似合うとっておきの列車たち。皆さんの夏のご予定にいかがですか!!

文、写真/村上悠太

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■JR東日本「海里」

 JR東日本の中でも有数の絶景路線である、羽越本線。名勝・笹川流れのすぐよこを走り、車窓にはおだやかな夏の日本海の光景が広がります。そんな羽越本線を走っているのが「海里」です。

新潟・山形の味覚と海風景を満喫できる「海里」
新潟・山形の味覚と海風景を満喫できる「海里」

 列車のコンセプトは「新潟・庄内の食と景観を楽しむ列車」。新潟駅と山形県酒田駅の間を金・土休日を中心に1往復しています。酒田行き「海里」の新潟駅の出発は10時11分と少しゆっくり目なので、上越新幹線を利用すれば東京からのアクセスも可能です。また、酒田発新潟行き「海里」は新潟駅に18時31分に到着するので、その日のうちに東京へ戻ることもできます。

 さて、そんな「海里」ですが日本海の絶景も楽しみの一つですが、あらかじめ旅行商品を購入しておけば、車内で沿線の料亭やレストランが作る食事メニューを味わうことができます。メニューは季節により変わり、「海里」が走る新潟・山形の食材がふんだんに使われています。ちょうどランチタイムに走行する酒田行きでは和食のメニューが、夕方にかけて走行する新潟行きではイタリアンの軽食とドルチェが用意されています。

 4両編成のうち、1号車はリクライニングシートタイプの座席ですが、注目したいのは2号車。グループ旅行に最適な定員4名のコンパートメント席になっています。しかも座席を引き出せばフルフラット形状になり、小上がりのような使い方もできるんです!

 そして3号車は売店・イベントスペース。こちらでは車内限定のオリジナル商品やお弁当、飲み物を販売。一部の窓は少しだけ開けることができるので、潮風を感じることができます。最後の4号車はダイニング。旅行商品を購入した方向けの号車になっていて、2人掛けと4人掛けのシートがならんでいます。

4号車「ダイニング」で楽しめる食事付きプラン
4号車「ダイニング」で楽しめる食事付きプラン

「海里」は全席指定の列車で、乗車には乗車券と840円の指定席料金がかかります。1、2号車については駅の指定席券売機やみどりの窓口、JR東日本のWeb予約サービス「えきねっと」で予約可能です。

 また、4号車食事付き旅行商品は「のってたのしい列車予約サイト」から購入可能です。旅行商品は乗車の4日前まで購入が可能です。旅行商品の料金には海里の乗車券・指定券、食事、ウェルカムドリンク、食後のドリンクが含まれており、酒田行きは15000円、新潟行きは11500円です(新潟〜酒田間、おとなこども同額)。

【「のってたのしい列車予約サイト」】

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