2017年12月1〜10日に開催されるロサンゼルス自動車ショーのプレスカンファレンス(報道発表会)にて、マツダが新型MAZDA6(日本名アテンザ)を世界初披露しました。本稿ではその速報をお届けします。
文:ベストカーWeb編集部 写真:MAZDA
■クルマは移動のための電化製品となるのか?
「将来、クルマのステアリングホイールはオプション設定になるのでしょうか? クルマは移動のための電化製品となるのでしょうか? いま存在している自動車メーカーは“過去の産物の製造者”になってしまうのでしょうか?
将来にむけたアプローチにはさまざまな議論があるかと思いますが、我々マツダは、将来においてもお客様に魅力的なクルマを所有していただくこと、そのクルマがすばらしい走行性能を提供することが非常に大切であると信じています。そして、そのクルマを運転する人とクルマとの間に特別な絆が常に存在することを信じています」
壇上に上がったマツダモーターオブアメリカ,Incの社長兼CEO、毛籠勝弘氏が語ったスピーチが感動的だったので、冒頭部を引用しました。
本日11月30日に実施されたロサンゼルス自動車ショーのプレスカンファレンスにて、マツダブースに「MAZDA6(日本名アテンザ)」の新型車が出品されました。
現行アテンザは2012年11月に発売しており、2014年11月に「大幅改良」(マツダは「マイナーチェンジ」という言葉を使わない)を実施。今回は2度目の大幅改良となる(細かい一部改良は毎年実施している)。
主な変更内容は、
- ・SKYACTIVE-G 2.5T(2.5Lガソリン直噴ターボ)をセダンに初設定(北米専売車であるCX-9にはすでに搭載、日本仕様のアテンザに搭載されれば日本初)
- ・フロントグリルの形状変更
- ・ヘッドライト周りの形状変更
- ・インパネ、ドアトリムの意匠変更
- ・シートデザイン変更
- ・新色(ソウルレッドクリスタルメタリック)追加
- ・新デザインの17インチおよび19インチ設定
発売時期は公言されなかったが、モデルサイクルを考えると来年中頃に日本導入すると考えられる。
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