日産セレナe-POWER発表 今季最大の売れ筋車は標準車より50万円高

日産セレナe-POWER発表 今季最大の売れ筋車は標準車より50万円高

■セレナe-POWER本日発表 明日発売

 日産自動車は本日(2018年2月28日)、セレナe-POWERを追加設定し明日(3月1日)より全国の日産ディーラーで発売する、と発表した。

標準グレードとの外観上の違いはエンブレムとグリル中央部のブルーの加飾(ノートe-POWERと同仕様)

 「e-POWER」は2016年11月にノートに追加設定して以降、爆発的なヒットモデルとなり、ノートを車種別月販ランキングで首位に押し上げるほどの売り上げをほこるドル箱仕様のシリーズハイブリッド車(駆動は100%モーターで、発電用にエンジンを回す)。

 それが、もともと売れ筋車種であるセレナに追加されるというのだから、売れないわけがない。今季の日産車のなかで最も売り上げが見込める車種。

 一点気になるとしたら価格なのだが……今回正式発表されたリリースによると、セレナe-POWERの価格は以下のとおり。

【セレナe-POWER】
e-POWER X 2,968,920円
e-POWER XV 3,128,760円
e-POWER ハイウェイスター 3,178,440円
e-POWER ハイウェイスター V 3,404,160円

 これは同等の装備を持つセレナハイブリッドと比べると、約50万円高の設定。

標準グレードとの外観上の違いはエンブレムとグリル中央部のブルーの加飾(ノートe-POWERと同仕様)
標準グレードとの外観上の違いはエンブレムとグリル中央部のブルーの加飾(ノートe-POWERと同仕様)

 当初の予想より割高で、うーん……とも思うが、首都圏ディーラーではすでに見込み客が多くの予約を入れており、納期はかなり伸びていて、値引き交渉も「ほとんどない」とのこと。

 となると注目は、ノートで大好評を博している「ワンペダル走行の気持ちよさ」が、ノートより車重の重いセレナでどれくらい実現できているか。さっそく日産に試乗を申し込んでおります。詳報が入り次第お伝えしてゆきます。

内装も公開。専用のアシストディスプレイなど専用装備が装着される
内装も公開。専用のアシストディスプレイなど専用装備が装着される

■日産公式リリースより<セレナ e-POWERの車両概要>

1. デザイン

【エクステリア】
・専用エンブレム(左右フロントドア、バックドア)
・専用フロントブルーグリル
・専用リアサイドスポイラー
・専用15インチエアロアルミホイール
・専用LEDリアコンビネーションランプ
・「セレナ e-POWER」専用色のミントホワイトパールを含む13色のボディカラーバリエーション

【インテリア】
・両側にアームレストを装備した、専用セカンドキャプテンシート
・広々快適な7人乗り仕様
・アドバンスドドライブアシストディスプレイ(e-POWER専用コンテンツ)
・最先端のパワートレインを象徴するブルーアクセントを施した電制シフトやフロントセンタートレイ(LED間接照明付き)などの専用装備)

2. 走行性能
・瞬時に反応し、スムースに続く100%モータードライブならではの力強い加速感
・最適化されたエンジン制御と防音対策による高い静粛性
・画期的な新走行モードe-POWER Drive
・クラストップレベルの低燃費性能

3. 先進機能・安全機能

【主な先進機能】
・プロパイロット(e-POWER XV/e-POWER ハイウェイスター Vにオプション設定)
・インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)(e-POWER XV/e-POWER ハイウェイスター Vにオプション設定)
・インテリジェント パーキングアシスト(駐車支援システム)(e-POWER XV/e-POWER ハイウェイスター Vにオプション設定)
・インテリジェント ルームミラー(e-POWER XV/e-POWER ハイウェイスター Vにオプション設定)
・ハイビームアシスト

【主な安全機能】
・インテリジェント エマージェンシーブレーキ
・LDW(車線逸脱警報)
・踏み間違い衝突防止アシスト(e-POWER XV/e-POWER ハイウェイスター Vにオプション設定)

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