「GV250S/300S」「GV250S-EVO」「GV250R」64万3500円～で発売！ 手軽な250ccクルーザーの新たな選択肢へ

　ヒョースンモータージャパンから、250ccクルーザー「GV250S」と、バリエーションとなる「GV250S-EVO Supreme（シュプリーム）」「GV250R Avant-garde(アバンギャルド)」、そして300ccの「GV300D」の4モデルが発売される。現行ラインナップではレブル250のほか、ほとんどない250ccクラスのクルーザーの登場だ。

　発売は2024年11月。価格はGV250Sが64万3500円、GV250S-EVOが68万7500円、GV250Rが73万7000円、GV300Sが69万3000円となる。

シンプルなボバ―スタイルを楽しめるスタンダードモデル「GV250S」

　ヒョースンは韓国発のメーカーで、これまでも250ccフルカウルスポーツモデルなどを開発していたが、現在はミドルクラスのクルーザーがメインラインナップ。今回新たに登場した「GV250S」は、ロー＆ロングのシルエットにファットタイヤ、カットフェンダーを備えるボバ―スタイルのスタンダードモデルだ。

　エンジンは新規開発となる水冷VツインOHCを採用、クルーザーに向けたパワー特性の最適化とEURO5の排ガス規制に適合している。シリンダーのバンク角は60度の狭角となり、フィンを備えるダークシルバーのシリンダーヘッドの造形美で、空冷エンジンスタイルの存在感を主張している。出力は8.8kW(25.6PS)/9,500rpmを発揮し、ギアは6速だ。

　シート高はクルーザーらしく低い設定の710mmで、車重も172kgと軽量。ホイールサイズはフロント16インチ、リア15インチで、ボッシュ製ABSを採用している。また灯火はバルブ式で、メーターはアナログ＆デジタルなシンプルのタイプ。またタンクサイドにはUSB充電ポートも備え、最新水準の装備とカスタムスタイルが両立したシルエットを成立させている。

　さらに、車体＆装備を共有しつつクラスアップしたGV300Sは、エンジン排気量を295.9ccに拡大し、パワーが21.6kW(29.4PS)/8,500rpmにまで向上。より余裕のある走行を楽しむことができる。

　カラーバリエーションはマットブラック1色で、価格はGV250Sが64万3500円。GV300SがGV300Sが69万3000円だ。

新登場したGV250S。ボバ―ライクなクルーザースタイルの250ccだ。

エンジンは新設計の水冷60度Vツイン。フィンが造形されており、冷却性能とデザイン性を高める。

ヘッドライトはバルブ式で、フロントフォークにはブーツを標準装備。

ステップはミッドコントロールで、ネイキッドスタイル同様の癖のない仕様。

GV250S/GV300S（2024）

発売日：2024年11月
メーカー希望小売価格：¥643500/¥693000

マットブラック

GV250S：マットブラック

倒立フォーク＆LED灯火類を採用する上位グレード「GV250S-EVO Supreme（シュプリーム）」

　GV250Sの基本装備に加え、アップグレードされた装備でアグレッシブな走行性能を目指した上位モデルがGV250S-EVO Supreme。こちらはスタンダードとエンジン、シャーシは共通だが、フロントフォークに大径の倒立フォークを採用。装備面ではヘッドライト、ウィンカー、テールの全てがフルLED化され、メーターも液晶一眼タイプに変更される。より高級感ある仕上げを目指すユーザーに向け、完成度を引き上げているといえる。

　カラーバリエーションはこちらもマットブラックのみ。価格はスタンダードより4万4千円上がる、68万7500円だ。

上位装備でスタンダードと差別化されるGV250S-EVO。

倒立フォークを採用し、剛性アップと重心の集中をねらう。

灯火はフルLEDとなり、高級感が引き上げられた。

メーターもフル液晶に。形状はアシンメトリーな個性的なドロップタイプ。

GV250S-EVO Supreme（2024）

発売日：2024年11月
メーカー希望小売価格：¥687500

マットブラック

GV250S-EVO Supreme：マットブラック

巨大インテークが個性を放つ「GV250R Avant-garde(アバンギャルド)」

　さらに、外装を一新した個性的なツアラースタイルがGV250R アバンギャルド。こちらはGV250S-EVOをベースとしており、倒立フォークやLED灯火はそのまま、専用の外装を随所に装着したバリエーション。ヘッドライトにはカウルが装着され、スクリーンも備える。またタンク、エアインテークは大型に変更されており、250ccクラスを超越した存在感を主張。

　テールランプもカスタム感あふれるストレートのラインタイプを採用し、シートはシングル風。サイレンサーはパンチホールが施された大型だ。豪華装備はカスタム欲を十分に満たしてくれるだろう。また、メーターも専用の液晶メーターが備えられている。

　こちらのカラーバリエーションはマットブラックに加え、マグネタイトブルーの2色がラインナップ。価格はいずれも73万7000円だ。

メーカーによるカスタムを完了させたGV250R Avant-garde。

ヘッドライトにはミニサイズのカウルが備えられる。

スクリーンはライトスモークで、快適性を引き上げる。

エアクリーナーインテークはドラッグレーサーを思わせる大型サイズに。

テールライトもカスタム感抜群のLEDタイプを採用。

GV250R Avant-garde（2024）

発売日：2024年11月
メーカー希望小売価格：¥737000

マットブラック

GV250R Avant-garde：マットブラック

マグネタイトブルー

GV250R Avant-garde：マグネタイトブルー

GV250S（2024）主要諸元

・全長×全幅×全高：2080x750x1100mm
・ホイールベース：1425mm
・シート高：710mm
・車重：172kg
・エンジン：水冷4サイクル60度VツインOHC 249cc
・最高出力：18.8kW(25.6PS)/9,500rpm[21.6kW(29.4PS)/8,500rpm]
・最大トルク：20.0Nm(2.04kgf.m)/7,000rpm [25.6Nm(2.61kgf.m)/6,500rpm]
・燃料タンク容量：12.5L
・変速機：6段リターン
・ブレーキ：F＝ディスク、R＝ディスク
・タイヤ：F＝120/80-16、R＝150/80-15
・価格：税込64万3500[69万3000円]
※[]内はGV300S
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詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/412335/