【新車】800ccの3気筒エンジンを搭載した「タイガースポーツ800」が約140万円で2025年2月に発売! トライアンフの新アドベンチャーモデル

【新車】800ccの3気筒エンジンを搭載した「タイガースポーツ800」が約140万円で2025年2月に発売! トライアンフの新アドベンチャーモデル

 トライアンフのアドベンチャーモデルであるタイガーシリーズは、ロングツーリンクを楽しむライダーであれば一度は購入を検討したことがあるのではないだろうか。そんなタイガーシリーズに800ccのエンジンを搭載した、「タイガースポーツ800」が新たに加わることになった。

 
文/後藤秀之 Webikeプラス
 

アドベンチャーモデルの雄「タイガー」

 トライアンフの歴史に「タイガー」という名前が登場したのは1937年の「タイガー80」で、まだバイクのカテゴリーが確立していない時代のことではあるが、どちらかと言えばロードスポーツモデルであった。それ以降タイガーという名前はロードモデルからオフロードモデルまで、スポーツバイクの名前として幅広く使われてきたが、現在のトライアンフにおいてはアドベンチやーカテゴリーのバイクに与えられる名前となっている。タイガーがアドベンチャーモデルの名前として定着したのは1993年のタイガー900以降であり、現在は1200、900、850、660という排気量がラインナップされているが、そこに新たに800ccエンジンを搭載した「タイガースポーツ800」が加わることになった。

 

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タイガースポーツ800は、タイガーシリーズの中でもロードスポーツ寄りのバイクと言える。

 

 

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アドベンチャーバイクらしい車高の高さを持ちながら、卓越したスポーツ性能を兼ね備える。

 

 

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タンデムでのツーリングも多いヨーロッパ生まれだけあり、パッセンジャーを乗せても快適だ。

 

 

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大きなスクリーンを持つカウルによって、フロントはかなりのボリュームを感じさせる。

 

 

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リアから見るとシート周りは絞られたデザインで、スポーツバイク的な印象が強い。

 

 

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幅が広いハンドルとプロテクション範囲の広いスクリーンが、長距離ライディングを快適にしてくれる。ヘッドライトはもちろん、ウインカーやテールライトもLEDを使用している。

 

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ハンドルはかなり高くセットされており、ポジションはかなり起きたものになる。

 

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スタイリッシュさが際立つ「コスミックイエロー/サファイアブラック」。

 

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「カスピアンブルー/サファイアブラック」は落ち着いた雰囲気になる。

 

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よりシャープなイメージを強める、唯一の単色「サファイアブラック」。

 

 

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ベーシックカラーとなるグレー系の「グラファイト/サファイアブラック」。

 

 
 
 

新排気量となる800ccを採用した3気筒エンジン

 タイガースポーツ800は先に発売されているタイガースポーツ660の兄弟車であり、舗装路をメインにしたモデルとなる。高さ調整が可能な大型のスクリーン備えたハーフカウルが装着され、ライダーとパッセンジャーのどちらもゆったりとした快適性に優れたシート、一体型のパッセンジャー用グラブハンドルなどを備えた長距離走行で優れた性能を発揮するモデルだ。

 

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スクリーンは手動で2段階に高さを調節することが可能。ヘッドライトはデイタイムランニングライト付きだ。

 

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18Lの容量を持つフューエルタンクには、大きく「800」のロゴがデザインされている。

 

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シートはタンデムでの快適性も追求されており、長距離ライドでも疲労が少ない設計だ。

 

 搭載されるのは水冷の3気筒ODHCエンジンで、ボア×ストロークは78×55.7mmの798ccだ。この排気量に近いエンジンとしてはスピードトリプル765シリーズに搭載されている765ccがあり、このエンジンのボア×ストロークは78×53.4mmである。ボアが同じ78mmであるということを考えると、基本的にはスピードトリプル765シリーズ用エンジンのストロークアップ版であると考えられる。

 タイガースポーツ800に搭載されるエンジンのスペックは最高出力115PS(85kW)/10750rpm、最大トルク84N・m/8500rpmとなっている。スピードトリプル765のスタンダードモデルのエンジンスペックは最高出力120PS(88.3kW)/11500rpm、最大トルク80N・m/9500rpmなので、中低速向けにチューニングされていると言って良いだろう。

 

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エンジンは798ccの3気筒。最高出力は115PSあり、最大トルク84N・mを8500rpmで発生するので動力性能に不満はないだろう。

 

 ライディングモードは「ロード」、「スポーツ」、「レイン」の3種類用意され、走行状況に合わせてエンジンのレスポンスを調整可能。トライアンフシフトアシスト(クイックシフター)やクルーズコントロールなどを備えることで長距離走行での疲労を軽減し、トラクションコントロールやコーナリングABSがあらゆる条件下で最適なパフォーマンスを発揮させ、高いコントロール性を実現している。

ツーリングをスポーティに楽しむ車体周り

 タイガースポーツ800のフレームはチューブラースチール ペリメターフレームで、フロントにはショーワ製の41mmフルアジャスタブルタイプ倒立フォーク、リアには150mmのホイールトラベル量を確保した伸び側減衰調整機構付きのショーワ製モノショックが組み合わされている。

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フロントフォークはショーワ製で、41mm径のフルアジャスタブルタイプ倒立フォークだ。

 

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スイングアームはスチール製で、ショックユニットはショーワ製の側減衰調整機構付きだ。

 

 ブレーキはフロントにトライアンフブランドのラジアルマウント4ポットキャリパー+310mm径ローターをダブルで装着し、リアはシングルピストンキャリパー+255mm径ローターがセットされる。

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フロントブレーキはトライアンフブランドの4ポットキャリパーと、310mm径ローターの組み合わせ。ABSも当然装備されている。

 

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ステップ周りはアルミが使用され、サイレンサーは短めのデザイン。リアブレーキは1ポットキャリパーと255mm径ローターを組み合わせる。

 

先進の装備と豊富なアクセサリー

 タイガースポーツ800の灯火類は全てLED化され、メーターにはTFTカラーディスプレイ搭載型LCD多機能メーターが採用。「My Triumph Connectivity System」を標準装備しているのでブルートゥース経由でスマートフォンと接続することでターンバイターンナビケーションや電話、音楽などを制御することが可能となっている。

 

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メーターはTFTカラーディスプレイ搭載型LCD多機能メーターで、スマートフォンと接続することで様々な情報を表示できる。

 

 

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左スイッチボックスには、モード変更などのメーターを操作するための十字キーが取り付けられている。

 

 パニアケースやアクラボビッチ製のスリップオンサイレンサーなど、アクセサリーパーツも多数用意されており、よりパーソナライズすることでこのバイクの楽しみが広がるはずだ。気になるタイガースポーツ800の価格は139万5000円〜142万1000円で、2025年2月から日本でも発売が開始される予定だ。

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純正のパニアケースは、スポーティなデザインを壊すことなく積載製をアップしてくれる。

 

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パニアケースはボディカラーに合わせたカラーリングが用意されている。

 

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アクラボビッチ製のスリップオンサイレンサーは、チタン製カバーとカーボンファイバー製エンドキャップを備える。

 

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ローシートなど、シートのオプションも揃っているので、ライダーの体に合わせたポジションセッティングが可能だ。

 

タイガースポーツ800主要諸元(2025)

・全長×全幅×全高:2073×828×1389(スクリーン高)/1303(スクリーン低)mm

・ホイールベース:1422mm

・シート高:835mm

・車両重量:214kg

・エジンン:水冷4ストローク4バルブ並列3気筒798cc

・最高出力:115PS(85 kW)/ 10750 rpm

・最大トルク:84N・m/8500rpm

・燃料タンク容量:18L

・変速機:6段リターン

・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク

・タイヤ:F=120/70-17、R=180/55-17

・価格:139万5000円(グラファイト/サファイアブラック)/142万1000円(コスミックイエロー/サファイアブラック・カスピアンブルー/サファイアブラック・サファイアブラック)

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/414752/

800ccの3気筒エンジンを搭載した「タイガースポーツ800」が約140万円で2025年2月に発売! トライアンフの新アドベンチャーモデル【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery2/?gallery_id=414752

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