ランクル300/250の人気にストップをかけろ! 日産パトロール(サファリ)とムラーノの日本発売を熱望!

ランクル300/250の人気にストップをかけろ! 日産パトロール(サファリ)とムラーノの日本発売を熱望!

 ランクル300、250は人気過ぎて受注停止状態が続いている。そんななか、日産がこの秋、新型パトロール(日本名サファリ)と新型ムラーノを立て続けに発表した。はたして日本での販売はあるのだろうか?

文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車

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■ランクル300対抗の新型パトロール発表!

威風堂々とした存在感の新型パトロール
威風堂々とした存在感の新型パトロール

 2024年9月4日にアブダビで世界初公開となった、新型パトロール(日本名はサファリ)。2007年に日本市場から撤退しているが、その存在感は大きかった。トヨタのランドクルーザー300や250の人気ぶりを見ていると、なぜ出さないのかという声をよく聞かれる。

 新型パトロールのボディサイズは、全長5350×全幅2030×全高1945~1955mm、ホイールベース3075mm。ランクル300は全幅4985×全幅1980×全高1925mm、ホイールベース2850mmだからひと回り以上大きい威風堂々としたサイズ。2+3+3の8人乗りと、2列目キャプテンシートの2+2+3の7人乗りが設定されている。

 パワートレーンは、316ps/386Nmを発生する3.8L、V6と425ps/700Nmを発生する3.5L、V6ツインターボの2種類。ランクル300の3.5L、V6ターボエンジン(415ps/615Nm)超えるスペックだ。

新型パトロールのボディサイズは全長5350×全幅2030×全高1945~1955mm、ホイールベース3075mm
新型パトロールのボディサイズは全長5350×全幅2030×全高1945~1955mm、ホイールベース3075mm

 基本的なスタイリングは先代を踏襲しているが、2つのC型ヘッドライトや四角いフロントグリル、特徴的なCピラー、一文字型のテールランプなど、まるでレンジローバーを思わせる洗練されたデザインと見るからに作りのよさそうな佇まいだ。

つの14.3インチディスプレイを装備し、豪華でモダン
つの14.3インチディスプレイを装備し、豪華でモダン

 インテリアも豪華。メーターはフル液晶タイプで、14.3インチの巨大モニター2枚が並んだ光景は圧巻。インパネには各種操作用の物理スイッチが多くレイアウトされている。

 シフトは日本のセレナと同じ、スイッチ式となっている。4WDモード切替えもスイッチで行い、走行モード切替えはダイヤルで選択するタイプ。さらにヘッドレスト背面には12.3インチというモニターが用意されている。

 新型パトロールは、2024年11月1日からアラブ首長国連邦、サウジアラビアおよび中東地域で販売が開始される。価格は6万5000ドル(約945万円)からと発表されている。

 日本でもサファリとして、17年ぶりに復活してほしい!

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■新型ムラーノの日本販売復活を!

新世代のデジタルⅤモーショングリルを採用した新型ムラーノ
新世代のデジタルⅤモーショングリルを採用した新型ムラーノ

 そして2024年10月17日、日産は新型ムラーノを発表した。新型ムラーノは2024年8月に発売した新型キックス、2024年9月に発表した新型「アルマーダ」に続き、経営計画「The Arc」期間中に投入される3車種目の日産ブランドの新型車となる。

 ムラーノは初代が2004年に日本で販売されていたのを覚えている人も多いのではないだろうか。残念ながら日本では2015年に販売が終了。しかし、2024年末に3代目が北米で販売されたが日本には販売されなかった。

AピラーからCピラーにかけてのラインはフェアレディZのメッキ加飾を感じさせる
AピラーからCピラーにかけてのラインはフェアレディZのメッキ加飾を感じさせる

 歴代ムラーノはいずれも秀逸なデザインが光っていたが、今回発表された4代目ムラーノもデザインを重視。

 ボディサイズは全長4900×全幅1981×全高1725mm、ホイールベースは2825mm。デザインテーマである「エネルギッシュ エレガンス」をベースに新世代のデジタルⅤモーショングリや左右に広がったLEDテールライトに加え、専用2トーンカラーなどにより流麗でモダンなデザインを採用。

 インテリアは細部までこだわった素材、2つの12.3インチディスプレイ、そして64色のアンビエントライティングやマッサージ機能付きのフロントシートなど、高級感あふれる仕上がりとなっている。

  また全方位運転支援システム(セーフティシールド360)を全モデルに標準装備したほか、「プロパイロット」(現地名:ProPILOT Assist)や「プロパイロット1.1」(現地名:ProPILOT Assist1.1)が高速道路でのスムーズな走行をサポート。

 さらにフード部分を透過して前方を確認できる「インビジブルフードビュー」や、駐車時など真上から見下ろしたようにクルマの周囲を表示する「インテリジェントアラウンドビューモニター」といった、2種類のカメラ技術をムラーノとして初めて搭載。

SUVとは思えない新型ムラーノのコクピット
SUVとは思えない新型ムラーノのコクピット

  またGoogle ビルトインを搭載し、車内の12.3インチのデジタルディスプレイに最新のGoogleマップを始めとした、様々なアプリを直接表示することが可能です。同システムは10スピーカーBOSEプレミアムサウンドシステムと連動し、キャビン全体に没入感のあるサウンドを提供する。

  パワートレーンは、241ps/353Nmを発生する2L、VCターボ。先代モデルからトルクを27Nm向上させ、パドルシフトを搭載した9速ATを組み合わせている。駆動方式はFFと4WD。専用チューニングが施された周波数感応型のダンパーと電動パワーステアリングによって、優れたハンドリングと乗り心地を両立している。

 新型ムラーノは2025年初頭にアメリカとカナダで販売されるが、日本で販売するかについては正式なアナウンスはいまのところない。

 ランクル300対抗としてパトロール、ランクル250対抗としてムラーノとして日本で販売すれば、受注停止はなくなるのではないか。いずれにしても、パトロール、ムラーノの日本発売を熱望する。

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