レガシィが36年の歴史に幕を下ろす。しかし、大いなる伝承の名のとおり、その魂はレイバックとレヴォーグに受け継がれて行くのである。
文/写真・諸星陽一、提供/SUBARU
走りと安全性を追求したレガシイが大ヒット!
平成元年(1989年)1月に10万㎞耐久速度の世界記録をひっさげて登場したレガシィ。ターボエンジンを積むGTグレードがけん引役となり、レガシィは大ヒット。
これをきっかけとして日本に空前のステーションワゴンブームを引き起こす。
走りとともにレガシィが追求したのが安全性である。
1999年に富士重工業(現スバル)はアイサイトの源流であるADAと呼ばれるステレオカメラを使った車線逸脱警報、車間距離警報、車間距離制御クルーズコントロール装置を開発。レガシィ・ランカスターに設定する。
ワゴンボディだからこそ得られるしっかり安定したうえで乗り心地もいい走りは、現在の最新モデルであるレヴォーグ・レイバックにも引き継がれている。
コメント
コメントの使い方今にして思えば3代目(5ナンバーラスト)が一番出来が良かった。4代目は前期と後期を両方乗った。電子制御スロットルのダルさはあったが、いまだに後期は乗ってる。5代目で全幅1780mmで駐車場の限界を迎える。6代目で全幅1840mm、2.5L、M/Tなしで興味も失せた。