2013年に日本に登場した4代目ルノー ルーテシア。R.S.はその高性能モデルだ。実はルーテシアと名乗るのは日本のみで、日本以外では「クリオ」という車名で販売されている。遡れば、名車・ルノー 5からの流れを汲むルーテシアR.S.の中古車事情を調査してみた。
※本稿は2024年11月のものです
文:伊達軍曹/写真:ルノー、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月10日号
※中古車相場や流通台数は伊達軍曹調べ(2024年10月下旬現在)
■コンパクトさも魅力のホットハッチ:ルーテシアR.S.(4代目ベース・2013年登場)
4代目ルーテシアに最高出力200psの1.6L直4ターボを組み合わせた高性能版。変速機は6速DCTで、普段づかいを意識した「シャシー スポール」と、サーキット走行も視野に入れた「シャシー カップ」の2タイプを用意。
その後220ps+さらにハードなシャシーの「トロフィー」も追加した。2017年7月にマイナーチェンジ実施。
●中古車購入ポイントは?
シャシー別の流通量は、しなやかな「スポール」が意外と少ない約5台で、「カップ」と「トロフィー」はそれぞれ約15台ずつといったところ。さすがに「トロフィー」の足は普段づかいにはやや硬すぎると思うが、ミズスマシ的な超ハンドリングマシンとして「カップ」を選ぶのはアリだろう。
その場合の相場は総額100万~190万円といったところで、120万円付近にちょうどいい狙い目が集まっている。普段づかいにベストな「スポール」は数が少ないのがネックだが、こちらも120万円付近をチェックしたい。
●ルノー ルーテシアR.S.(4代目ベース)
・中古相場:約70万〜260万円
・新車時価格:299.0万~347.0万円
・年式:2013~2020年
・入手しやすさ:★★★☆☆
・中古車オススメ度:★★★★★
コメント
コメントの使い方買うならLEDヘッドライト&テールランプになった後期型がいいよ。フォグランプの部分がハイビームと連動して凄く明るく遠くを照射してくれて便利だった。
メガーヌ程の人気がないからか、中古車で安く買えます。
これは海外勢では本当にお勧めな車。夢中で走れる。
外見もいいし今や希少な熱血感がある。FFであることや当時らしい内装&エンジン駆動系の雑感さえ気にしない人なら大いに楽しめる。
壊れた時の修理は当時から難儀でしたが今後どんどん厳しくなっていくので、買うなら今すぐ、数年で乗り倒して手放すのが吉