クルマ好きならば誰もが一度は頭に描いたことがあるであろう「輸入車に乗ってみたい!」という想い。そんな憧れの気持ちを邪魔する最大の障害となるのがやはり、国産車より割高なお値段。新車での購入ともなればさらにそのハードルは高くなる。
コロナ禍による原材料費の高騰や急激な円安などによる値上げラッシュでここ最近さらに高嶺の花となりつつある輸入車だが、そんななかにあっても実は国産車と大差のないお財布にやさしいモデルがこっそり(?)と存在する。
懐は寒いが見栄は張りたい! そんなアナタも満足できる、ハッタリ度満点のお薦めハイコスパ輸入車5台を紹介していこう!
文/井澤利昭、写真/BMW Japan、フィアット、フォルクスワーゲン、プジョー、ルノー・ジャポン
【画像ギャラリー】輸入車は高嶺の花じゃない! 所有欲を満たす高コスパカーをチェック!!(15枚)画像ギャラリー知る人ぞ知る!? 輸入車SUVナンバー1の人気者「フォルクスワーゲン T-Cross TSI Active」
輸入車らしい”いかにも”な派手さこそないものの、ドイツ車ならではの質実剛健な作りが日本人とマッチし、多くの車種を乗り継いできたクルマ通が選ぶイメージがあるフォルクスワーゲン。
魅力的なラインナップが揃うなかでも、国内販売がスタートした2020年から2021年までの2年連続、輸入車SUV部門で登録台数ナンバー1を記録したコンパクトSUVがT-Crossだ。
その人気の秘密はやはり300万円代前半から購入できるコストパフォーマンスの高さだ。ベーシックな「TSI Active(304万3000円~)」を筆頭に、用意されているほぼすべてのグレードが300万円台に収まる価格帯なのも嬉しいところ。
もちろんT-Crossの魅力は価格のみにあらず。日本の道路事情にもマッチするコンパクトなボディでありながら、そのサイズからは想像できない快適な室内空間と大容量を誇るラゲッジスペースを備え、1.0リッター TSIエンジンとデュアルクラッチを持つ7速DSGトランスミッションの組み合わせは、あらゆるシーンでパワフルかつスムーズな走りを披露する。
フォルクスワーゲン・SUVラインナップの末っ子でありながら、そのやんちゃな走りと高い実用性は価格以上の魅力にあふれている。
コメント
コメントの使い方やはり輸入車って、自分や家族の利便性よりも、他人の目に向けて買う部分が大きくなりますからね。
こういった記事は需要があると思います。実際、ディーゼルゲートでVWは激減し、過去賞でボルボ、今はプジョーがものすごく増えました。
車は実用品でありつつ嗜好品、そういう選び方があってもいいと思います。