「ハイブリッドでスポーツも?」と思ったあなた、正解です。新型ルノー ルーテシアに走りとエコを高次元で両立する“エスプリ アルピーヌ”グレードが導入されました。デザイン刷新、パワーアップ、先進安全装備も強化され価格は399万円。注目の一台を掘り下げます。
文:ベストカーWeb編集部/写真:PRTimes
【画像ギャラリー】ルーテシア1台ですべて完結!? 超コスパ良いクルマだし見た目も最高じゃん(17枚)画像ギャラリーモダン・アルピーヌ調、そして「走るハイブリッド」
「あれ、このルーテシア、以前と雰囲気が違う?」と、そう感じた方も多いのでは。今回のマイナーチェンジでルーテシアは新しいルノーデザイン言語を纏い、彫刻的でシャープなフェイスへと進化しました。
スリム化されたフル LED ヘッドライト、拡大されたグリル、グリルのグラデーション演出などが精密さと存在感を印象づけます。
特筆すべきは「エスプリ アルピーヌ」グレードの導入。アルピーヌのエッセンスを取り入れたスポーティな内外装が与えられ、17インチ専用アロイ、アルピーヌロゴ入りパーツ、レザー系のコンビ素材シート、アルミペダル、ステアリングヒーター付きレザーステアリングなどを装備。
センターには9.3インチ縦型タッチスクリーン(EASY LINK)を導入し、スマホミラーリングに対応。Bose 9スピーカー・サウンドシステムも備える上質仕様です。
驚きの進化! E‑TECH ハイブリッドシステム
結局のところ、「スポーツ感覚 × 低燃費」は実現できるのか? 答えは「はい」です。今回改良されたE‑TECH フルハイブリッドシステムはシステム合成出力で3psアップし、WLTCモード燃費は25.4 km/L をマーク。これにより「輸入車ナンバーワンの低燃費車(EV/PHEV除く)」を訴求しています。
またハイブリッド構成は1.6L 4気筒エンジン+2モーター(Eモーター + HSG)+電子制御ドッグクラッチ方式マルチモードAT。クラッチ構造を改良し、変速の滑らかさと軽量化を両立させています。
さらにアクセルオフ時に強めの回生ブレーキを発揮する“Bモード”によるワンペダル走行も可能。E‑SAVE 機能 によるバッテリーを一定量確保できる点なども、実用面での安心材料となります。
これらの進化により、レスポンス性能と省エネ性能の両立が強化されたと言えます。
見逃せない安全・快適装備と価格・戦略性
走行性能だけでなく、先進運転支援・駐車支援システムも大幅強化。360°カメラ、アダプティブクルーズ(ストップ&ゴー対応)、レーンキープ、衝突被害軽減ブレーキ、リアクロストラフィックアラートなどが標準装備に。
価格は 399万円。この価格帯でここまでの装備と技術を密に詰め込んだエスプリ アルピーヌ版は、インポート・ハッチバック市場で強力な競争力を持つ可能性があります。
また、台数限定のローンチ記念色(ルージュ フラムM)も設定されており、初期の訴求力を高める戦略が透けて見えます。
ハイブリッドで走りを語るエスプリ アルピーヌ版の挑戦、非常に面白い試みである。




















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