ビギナーからベテランまで魅了する原付二種「Webike人気原付二種バイクTOP5(51-125cc)」【2024 Webike ランキング】

ビギナーからベテランまで魅了する原付二種「Webike人気原付二種バイクTOP5(51-125cc)」【2024 Webike ランキング】

 ビジネスモデルにロードモデル、オフロードやネイキッドなど、多彩なジャンルが集まる原付二種クラス。また、日常の足としての日々の生活を支えてくれる側面と、趣味性の高い側面を併せ持つカテゴリーでもある。近い未来に登場するであろう新原付のベースモデルとしても非常に注目度の高い原付二種。そんな原付二種カテゴリーを2024年ウェビックバイク選び【人気総合ランキング】を元に、上位10モデルをピックアップしていくよ。

【人気総合ランキングとは?】
各車種が過去1ヶ月間にウェビック バイク選びで閲覧された数をもとにランキングを作成しています。今回の絞り込み条件は、排気量を「~125cc」、集計期間を「1年」、「過去3年以内に発売された」にして、その他排気量やバイクタイプなどを入れずに抽出した年間総合ランキングとなります。

ランキングは毎週金曜日に更新されます。
年間「人気総合ランキング」ページはコチラ

 ※当ランキング記事は2024年12月28日に制作したものになります

 
文/若林浩志
 

5位 CT125ハンターカブ ホンダ

 

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CT125 ハンターカブ

 

デビュー以来高い人気を持つハンターカブ。CT110を彷彿とさせるギア感の溢れるスタイル、オンオフを問わない懐の深さ、そして豊富なカスタムパーツなど、楽しみ方の幅が広い一台。
昨年の順位は2位ということで、今年は順位を下げているが、こうした推移も人気車種には必然か。逆にPCXやスーパーカブの底力が凄いというべきかもしれない。

2024年には、マイナーチェンジによりミラーの形状変更。そしてエキパイプロテクターガードがやや大型化している。エキパイプロテクターガードについては、大型化に伴ってデザインの変更も。なお、形式名はJA65のまま。
2024年モデルのカラー展開は、パールシュガーケーンベージュとパールスモーキーグレー、グローイングレッドの3色展開。マスタードイエローは残念ながら廃止。
また、長らく採用が待ち望まれていたギアポジションインジケーターである「クロック&ギアポジションメーター」が純正アクセサリーに追加されたことも大きな話題になっていた。

 クチコミの満足度レーダーチャートでは、走りが3.7だが、それ以外は押しなべて高水準。バランスの良い満足度が人気に秘訣かも。

CT125ハンターカブのクチコミはコチラをチェック

 
 
 

4位 モンキー125 ホンダ

 

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モンキー125

 

 昨年と同じく4位をマークしたモンキー125。デビュー時は4MTでの登場だったが、2022年モデルから5MTを搭載。モンキー125を狙う場合はこのあたりの年式の違いがポイントになりそう。

外観は往年のZ50のイメージを取り入れた、密度感の高いマッシブなもの。イメージソースであるZ50は極端にコンパクトなバイクだったが、モンキー125では12インチホイールの採用など、やや大柄になったことにより、意外なほどに乗車時のゆとりがある。またがってみるとそのポジションの良さに驚きを覚えるかも。反面、ノーマル状態ではキャリアが無いため積載性は少な目。とはいえ、純正オプションやアフターパーツでリアキャリアやサイドバッグサポートは展開されているので、好みや用途に合わせてカスタマイズを楽しむことができるともいえる。クチコミの満足度レーダーチャートでも、積載性については2.08とノーマルの積載性については厳しい評価。
走りについては3.77とそこまで高くはないが、CT125も3.7ということ考えると原付二種では水準なのかも。
反面、ルックス、燃費、とりまわし、メンテナンス性についてはいずれも4を超える高評価。

2022年モデルまではタンクの上下で分割されたツートーンカラー。2023年からはパターンを変更し、さらにチェックシートも採用している。タンクのカラーリング変更でスタイルの印象が大きく変わり、さらなる人気の高まりを見せている。また2024年モデルでは、ソリッドカラーのタンクを採用しており、これもまた非常に魅力的。
また2024年に登場したホンダ純正アクセサリーの「クロック&ギアポジションインジケーター」により、念願のギアインジケーターを装備することも可能になった。

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3位 クロスカブ110 ホンダ

 

クロスカブ110

クロスカブ110

 

 オフロードテイストのカブということで、一時はハンターカブに人気を奪われていた印象もあるが、クロスカブならではのスタイリング、そして軽さ、価格面の優位性などにより、根強いファンだけでなく新規ユーザーにも強くアピール。昨年の5位から順位を上げて3位にランクアップした。

 スーパーカブのオフロードバージョンというイメージだが、実際にはカブPROの系統。現行スーパーカブ(JA59)同様に、前後キャストホイール&チューブレス、フロントディスクブレーキ、フロントABSという構成だが、キャリパーなど相違点もあり。エンジンについては、JA59同様ロングストローク化された最新ユニットで、乗った人曰く「カブ史上最強のエンジン」。足回りの充実やメーター内ギアポジション表示の追加などにより大きく完成度を高めており、コスパの優秀さは半端ない。

オフロード走行をメインに考えるなら先代JA45も非常に魅力的。ABSレスで、前後スポークホイール、さらに社外パーツとしてオフロードサスペンションキットなども展開されている。個人的にはJA45のフロントブレーキロック機構も便利。ちなみにJA60とJA45の重量差は約1kgなので、意外にも重量的にはほぼ同レベル。
ただ、中古・新車ともにスーパーカブよりもタマ数少なめなので、好みの一台に出会ったら迷わないことも重要かも。

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2位 スーパーカブ110 ホンダ

 

スーパーカブ110

スーパーカブ110

 

スーパーカブといえば、新原付への移行によりスーパーカブ50の生産終了が大きなニュースになったことが記憶に新しい。
とはいえスーパーカブ110はまだまだ現役。現行のJA59は歴代最強の呼び声も高い走行性能、そして熟成された仕上がりでユーザーの期待を裏切らない。
昨年の3位からランクをあげて今年は2位。1位のPCXには及ばなかったものの、実用車としてのPCXと、趣味性を含んだスーパーカブの2極化と言えるかもしれない。

キャストホールの採用に伴うチューブレス化。フロントディスクブレーキ及びABSの採用、そしてメーター内液晶によるギアポジション表示やトリップメーターの採用により、まさに死角のないモデルまで完成度を高めている。
特にギアポジションインジケーターはかねてから要望の高かった装備。
初代モデルから継承されるシート高やキャリア地上高、シーソーペダルにクラッチレス機構などは、「だれでも気軽に乗ることができる」というエントリーモデルでありビジネスモデルであるスーパーカブ最大の特長と言えるだろう。

 最大の魅力はやはりスーパーカブであること。日本で初めての立体商標登録認可を受ける唯一無二のスタイリングは、世界的なビジネスバイクのアイコン。また前後17インチホイールと低重心による「速くはなくとも楽しい走り」はぜひ、一度味わってほしい。

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1位 PCX125 ホンダ

 

PCX(125)

PCX(125)

 

原付二種人気総合ランキング1位は、2023PCX125。2023年に続く1位と、もはや原付二種の絶対王者。その完成度、実用性の高さはもはやPCXというジャンルと言っても良いかも。
2012年から進化を続けており、いずれのモデルも高い人気を持つ。それだけに「PCX125のライバルは過去のPCX125」というほど。ある意味、スーパーカブのような圧倒的ブランド力を持つ一台。
なお、昨年同様に「全排気量・全カテゴリー人気総合ランキング」でも1位。カテゴリーを超えた圧倒的人気で、バイクの歴史に名を遺す歴史的名車と言えるだろう。

搭載する水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒「eSP+」ユニットは、ユーロ5に適合する環境性能や静粛性はもちろん、優れたスロットルレスポンスや力強い走りを実現。また、加速時スリップ抑制をHONDAセレクタブルコントロールによって行う。これは後輪スリップ率が一定以上になった時にエンジントルクを最適化することで加速時や、滑りやすい路面でのスリップを減少させるもの。
装備面についてはもちろん最強クラス。USB TYEPE-Cソケット付きフロントインナーボックスには500mlペットボトルも入るし、8.1ℓガソリンタンクと燃費の良さにより航続距離も十分以上。もちろんスマートキーシステムも採用。さらに純正アクセサリーの「トップボックス 35L スマートキーシステムタイプ」ならば、リアボックスもスマートキーに連動させることができる。

 2020年に登場した現行モデルは2023年にカラーリング変更を受けた程度で、いまのところ大きな仕様変更はなし。新原付の登場など、世の中の制度が変わっていく中で絶対王者であるPCXの動向にも注目したい。

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6~10位

6位から10位までは以下の通り。


6位 ディオ110/ホンダ

 スタイリングと軽快さに優れるディオ110。110ccスクーターとしては唯一のランクイン。ライバルであるアドレス110がランキング22位ということからも、リードの絶対的な強さがうかがえる。

7位 グロム/ホンダ

 前後12インチホイールを採用したコンパクトスポーツモデルのパイオニア。2024年にはマイナーチェンにより外装デザインを変更。

8位 NMAX/ヤマハ

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