新型RAV4を買うならアドベンチャーかZか? 40万円差の装備と満足度をチェック

新型RAV4を買うならアドベンチャーかZか? 40万円差の装備と満足度をチェック

 大人気の新型RAV4を検討するうえで悩ましいのが、450万円のアドベンチャーと490万円のZという2台のハイブリッド。価格差は40万円。どちらもE-Fourで実力派だが、装備とキャラはかなり違う。さらに人気集中で受注しにくい販売店もある今、選び方はよりシビアだ。

文/写真:ベストカーWeb編集部

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40万円差は装備差よりキャラの差が大きい

新型RAV4。左がアドベンチャー、右がZ
新型RAV4。左がアドベンチャー、右がZ

 新型RAV4のハイブリッドは、アドベンチャーが450万円、Zが490万円。どちらも2.5Lハイブリッド+E-Fourで、WLTCモード燃費はアドベンチャーが22.9km/L、Zが22.5km/Lだ。燃費差はわずかで、動力性能や駆動方式の基本線も同じ。

 つまり、この2台の違いは「走りの中身」より「見た目と快適装備の方向性」にある。

 アドベンチャーは名前どおり、RAV4らしいタフ顔が最大の魅力だ。専用フロントグリル、専用大型フロントスキッドプレート、専用大型ホイールアーチモール、専用大型リアスキッドプレートなど、見た目の押し出しが強い。タイヤは235/60R18で、SUVらしい厚みのある足元もいい。街乗りでもアウトドアでも「これぞRAV4!」という満足感が濃いのはアドベンチャーだ。

Zグレードの前席。デザイン的にはアドベンチャーとの差異はほとんど見受けられない
Zグレードの前席。デザイン的にはアドベンチャーとの差異はほとんど見受けられない

 一方のZは、やや都会派。20インチアルミホイールを標準とし、フロントグリルや各部の加飾も上質寄り。シートまわりでは運転席・助手席の快適温熱シートが3段階設定となり、後席左右にも快適温熱シートが付く。前席シートベンチレーションや運転席オートスライドアウェイも備えるため、日常の快適性ではZが一歩リードする。

 ちなみに両社ともバネ&ダンパーのセットは同じ。乗り味の違いはタイヤの素性が決めている。

買えるタイミングまで考えるとアドベンチャーの説得力は強い

アドベンチャーの後席。Zとの大きな違いは、快適装備でZには後席シートヒーターなどがある
アドベンチャーの後席。Zとの大きな違いは、快適装備でZには後席シートヒーターなどがある

 40万円差をどう見るか。装備だけで見れば、Zの快適装備はかなり魅力的だ。特に家族で乗るなら後席シートヒーターの価値は高いし、20インチの見た目も華やか。通勤、買い物、週末ドライブまで幅広く使うなら、Zのほうが「高いけど納得」と感じやすい。

 ただし、新型RAV4は目下かなりの人気車。販売店によっては受注枠や納期の案内が難しいケースもあり、欲しいグレードや色をすぐ選べるとは限らない。そうなると、単純な装備比較だけでなく「どちらなら早く、納得して契約できるか」も大事になる。RAV4は世界的にも引き合いの強いクルマだけに、迷っているうちに条件が変わる可能性もある。

RAV4よりやや遅れて2026年2月にはPHEVとGR SPORTが追加された。写真はGR SPORT
RAV4よりやや遅れて2026年2月にはPHEVとGR SPORTが追加された。写真はGR SPORT

 結論として、RAV4らしいタフな見た目と価格のバランスで選ぶならアドベンチャーが本命。450万円でこの存在感なら満足度はかなり高い。一方、家族の快適性や上級感を重視し、40万円差を装備代として納得できるならZが正解だ。どちらを選んでも中身は最新RAV4。

 だからこそ、最後は「ワイルドに惚れるか、快適さに惚れるか」。そして販売店で受注状況を早めに確認することが、いまのRAV4選びでは最大の攻略ポイントだ。

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