いつかは高級サルーン!! と思っているひとも少なくないハズ。しかも中古となればお値段もかなり現実的だし、走行距離にこだわらなければ今すぐにもで買えちゃうお値段なケースも。でもやっぱり気になるのが超過走行の高級サルーンに手を出していいのかってこと。かなりお手頃になった初代LSはどうなのよ!!!!!!!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ホントにセダンの内装!? 当たり前だけどアルファードより豪華じゃん!! 初代LS衝撃の後席がコレ(7枚)画像ギャラリー■高級車の値落ちは今も昔も一緒!! 逆に言えばちょっと待てばイケちゃうのだ
元々高級車というのは値落ちの幅が広いというのは皆さんご存知の通りだろう。高級車は存在自体がステータスである一方で、最新モデルであることも価値のひとつといえるため、フルモデルチェンジがなされた途端に旧型の中古車相場が爆下がりするというのもよくある話だ。
また、元々の価格が高いため、例えば新車価格から30%価格が下がったとして、200万円のクルマであればマイナス60万円の下落となるが、1000万円のクルマではマイナス300万円と、立派なコンパクトカーが買えてしまうほどの金額が下がることになるのもその印象を強くしている要因のひとつだろう。
【画像ギャラリー】ホントにセダンの内装!? 当たり前だけどアルファードより豪華じゃん!! 初代LS衝撃の後席がコレ(7枚)画像ギャラリー■20年経っても高級車!! LSの中古魅力的じゃない!?!?!?
大幅に価格が下がるというのは輸入車によくあるイメージかもしれないが、国産車でも高級セダンなどはその傾向が強く、レクサスのフラッグシップセダンである「LS」も例外ではない。
中古車情報サイトなどを見ていると、2006年9月から日本でも販売を開始した初代LS(グローバルでは4代目)も100万以下で乗り出せる車両はザラで、過走行ではあるものの総額50万円前後の車両も複数見つけることができる状態なのだ。
ちなみに当時のLSの新車価格は770万円~965万円となっており、ちょっとオプションをプラスすれば乗り出し1000万円オーバーも珍しくないものとなっていた。
初期型は間もなく20年が経過するモデルということもあって、装備内容はやや古さを感じさせる部分もあるとはいえ、レクサスのフラッグシップセダンとして今でも高級感を感じさせるものとなっているのはさすがと言ったところ。
【画像ギャラリー】ホントにセダンの内装!? 当たり前だけどアルファードより豪華じゃん!! 初代LS衝撃の後席がコレ(7枚)画像ギャラリー■安くても修理代は高級車プライス!! 目利きが大事すぎる
ただ気になるのはそんな格安価格で購入できるLSを買っても問題ないのか、という点だろう。
中古車というのは当たりはずれが大きく、過去のオーナーの整備履歴や乗り方によって、同じ年式、走行距離の車両でも程度はかなり変わってくる。これは年式と走行距離が増えれば増えるほどそのブレ幅も広くなるのが一般的だ。
もともとレクサスは高い信頼性を誇るメーカーであるため、同クラスの輸入フラッグシップセダンに比べれば圧倒的に故障のリスクは少ない。
しかし、どうしても走行距離がかさむことや経年によって故障や不具合が発生するリスクは高まるので、ある程度中古車の目利きができないとハズレを掴むリスクもあると言えるだろう。
いくら50万円で買える中古車とはいえ、修理にかかる部品代などは1000万クラスのものとなる点は覚悟しておきたいところだ。
そのため、同じ過走行車でも複数のオーナーがマメなメンテナンスもせずに乗り続けてきた車両と、法人ワンオーナーで手厚い予防整備を続けてきた車両では安心感に雲泥の差があるので、この辺りを見極めることができるかどうかが運命の分かれ道となるだろう。
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