11月2日に発売となった日産のコンパクトカー「ノート」の販売が好調だ。11月の販売台数は、前年同月比2.4倍の1万5784台となり、日産車では29年ぶりの首位となっている。
なかでも売れ筋はモーター搭載の「e-POWER」で、新モデルへの注目度の高さがうかがえる。
そして、このe-POWERに「NISMO」バージョンが追加される。12月12日に発売となる本モデル、さっそく詳細をチェックしていこう。
文:WEBベストカー/写真:NISSAN
ワンランク上の走りが期待できるe-POWER NISMO
今回追加されるノート e-POWER NISMOは、ノート e-POWERをベースにNISMOの専用チューニングを行ったもの。NISMO仕様らしくスポーティな内外装に仕上げてある。
エンジン&モーターはノーマルのe-POWERと共通ながら、専用チューニングのコンピューター(VCM)を搭載することで、どこからでも加速する瞬発力の高いフィールを実現する。
搭載するドライブモードも、e-POWER NISMO用に専用チューニングされたもの。「NORMAL」と「S」モードでは、NISMOバージョンらしいレスポンスや回生力を実現する。
これらに加えて、ベース車と同じ「ECO」モードも搭載、合計3つのドライブモードが選択できる。
またe-POWER NISMOでは、ボディ補強や専用サスペンションの採用も行われており、走りのよさとスポーティさを両立させる、ワンクラス上の乗り心地や操縦安定性も実現する。
なお、e-POWER NISMOの登場に合わせ、従来モデルの「ノート NISMO」「ノート NISMO S」もモデルチェンジ。
新デザインを採用すると同時に、仕様向上も実施。ノートNISMOには、インテリジェントエマージェンシーブレーキやLDW(車線逸脱警報)などの安全装備が追加されている。
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