2025年で発売から18年を迎える三菱 デリカD:5。2026年にフルモデルチェンジし、車名を「D:6」に変更するとみられるが、もちろん変わるのは名前だけではない。シリーズ初となる電動パワーユニットを採用し、19年ぶりの劇的進化を遂げる!!
※本稿は2025年1月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:三菱
初出:『ベストカー』2025年2月10日号
コンセプトカー「D:X」のテイストを活かして市販化

2025年で発売から18年を迎えるデリカD:5。その次期型モデルは、初代デリカ、初代&2代目デリカスターワゴン、デリカスペースギア、デリカD:5に続く6代目となる。そのため、車名はD:6となるという説が有力だ。
2023年に開催されたジャパンモビリティショーで世界初公開されたD:XコンセプトこそデリカD:6を示唆するモデルで、過去に登場したモデルの傾向と同じく、エクステリアデザインはそのテイストを活かして市販化される。
注目のエクステリアデザインは、絞り込んだフロントエンド、フロントフェンダーからノーズが一体となってスラントしたライン、フロントウィンドウとの段差など、個性的なものとなっている。
パワーユニットは、シリーズ初となる電動ユニットを採用。アウトランダーと同じPHEVシステムが採用される。エンジンの総排気量はアウトランダーPHEVと同じ2.4Lだが、次世代に向けた新開発エンジンとなる。
駆動方式はD:5同様に4WDのみ。三菱自慢の4輪を統合制御するS-AWCは制御ソフトの最適化により進化し、オンロード、オフロード問わず安心・安全に走行することができる、世界的に見ても唯一無二のミニバンとなる。
ただし、昨今の材料費の高騰や、PHEV化によって、価格が大幅に上昇する可能性がある。その打開策として、2.2L直4ディーゼルターボを搭載した廉価グレードが設定される可能性はある。三菱の戦略に注目だ。
●NEW三菱 デリカD:6 予想スペック
・全長×全幅×全高:4800×1850×1850mm
・ホイールベース:2850mm
・パワーユニット:直4、2.4L PHEV
・最高出力/最大トルク:140ps/20.0kgm
・モーター最大出力:前:116ps/後:136ps
・駆動方式:4WD
・予想価格:500万〜600万円
コメント
コメントの使い方