今までより約15%も熱を断つ! ジャパントラックショー2026に登場した日本フルハーフの「次世代冷凍車」の実力に迫る

今までより約15%も熱を断つ!  ジャパントラックショー2026に登場した日本フルハーフの「次世代冷凍車」の実力に迫る

 日本フルハーフの冷凍車「ReeferAce」シリーズが約15年ぶりにモデルチェンジ! 先ごろ開催されたジャパントラックショー2026に出品された中型モデルを取材したぞ! 一体どんな進化を遂げたのか?

文・写真/トラックマガジン「フルロード」

高性能断熱材の採用で断熱性能を約15%アップ!

ジャパントラックショー2026日本フルハーフブースに登場した次世代冷凍車「リーファーエース」の中型モデル
ジャパントラックショー2026日本フルハーフブースに登場した次世代冷凍車「リーファーエース」の中型モデル

 日本フルハーフは5月14日〜16日開催の「ジャパントラックショー2026」で中小型サンドイッチパネル保冷・冷凍バン「ReeferAce(リーファーエース)」の次世代モデルを公開した。

 サンドイッチパネルとは、アルミ製の外板、内板の間に断熱材を挟み込んだパネルのこと。チルド品、生鮮品、冷凍食品、アイスクリーム、医薬品など輸送中に温度管理が必要な冷凍冷蔵車の重要部品である。

 次世代リーファーエースでは、このサンドイッチパネルの断熱材に新開発の「高性能断熱材」を採用したのがポイント。高性能断熱材は従来比約15%アップの断熱性能アップをもたらし、より気密性が高い形状としたリアドアのガスケット(パッキン)とあわせ、従来以上の保冷性能を実現する。

 これにより次世代モデルは運行前に庫内を冷やす「予冷時間」が現行モデルと比べ約30分も短縮。冷凍機の負荷が下がり、動かす時間が短くなることで燃費がアップ。しかも冷凍機の負荷が下がることでコンプレッサの寿命が伸び、メンテナンス費用も低減される。

 また次世代モデルでは、断熱性能の高さを活かしてサイドパネルの厚みを従来の75mmから55mmにダウン。これにより保冷性能を下げることなく、1100mm×1100mmパレットを余裕で2列並べることができるようになった。

 さらに今回の次世代モデルではボディ天井部に雨どいを新採用。雨水がボディの角に流れる構造とし、パネルに汚れを付きにくくした。ちなみにリーファーエースのモデルチェンジは約15年ぶり。ボディ構造は中型、小型が共通で、大型は別となるが、大型も今後モデルチェンジ予定というから注目である。

 なお展示車両はいすゞフォワードFRR90系GVW8トン級。車両寸法は全長6125mm×全幅2450mm×全高2330mmで荷箱内寸は内法長5860mm×内法幅2300mm×内法高2080mm。断熱厚はサイド50mm、その他100mmで、庫内容積28立方メートル。最大積載量は2850kgだ。冷凍機はデンソー製。

【画像ギャラリー】まずは中小型から! 大型もこうなる? 日本フルハーフの次世代冷凍車のディティールをチェック!(5枚)画像ギャラリー

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