天下のN-BOXだってスペーシアだってノーマルとカスタムの2本立て。いまの軽自動車はこの戦法が当たり前だが、この常識を作ったのはダイハツ ムーヴであった。始祖であるムーヴがフルモデルチェンジを機に卒業したのだ。この流れ続くんじゃないか説。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ダイハツ・森山良雄
ムーヴカスタムこそ始祖!! でもパイオニア自ら卒業のすごさ
ノーマルとカスタムモデル、今や軽自動車界で常識ともなっているこの戦法を作り出したのは初代ムーヴで1995年のこと。そのヒットを模倣してダイハツだけでなくスズキだってホンダだって、日産三菱連合もこの布陣で戦ってきた歴史がある。
いわばムーヴは歴史的なクルマでもあるのだが、6月5日にデビューした新型ムーヴはまさかのカスタムモデルなし!! かなり考えた末の決断だったというが、初代ムーヴが多くのフォロワーを産んだことを考えるとこの流れが今後主流になる可能性も。
カスタムモデル誕生秘話が衝撃!! ワゴンRも追従するか!?!?!?
そもそもなんで新型ムーヴがカスタムモデルを廃止したのか。それは端的に、ダイハツのラインアップがムーブデビュー当時の30年前と比べると格段に増えたことがかなり大きな要因という。
たしかに1995年当時のダイハツはミラとオプティ、それにムーヴなどしかなく、少ない車種で派生モデルを!! という苦肉の策からカスタムモデルという選択肢を作ったという。それが奇しくも他社も同じ戦い方をしたために今があるというワケ。
だが、今やミライースにタフト、タントにムーヴなど軽乗用モデルが増加したこと。それにムーヴキャンバスもあるなどといった理由から、ムーヴからカスタムを卒業させたのだという。
カスタムモデルという歴史を作り上げたムーヴの大変革。もしや他のメーカーにもこの流れが波及する可能性多いにあるのだった。
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