王道と我道。それはプロレスでもクルマでも存在するふたつの道。双方に分かれ抗争を繰り広げるのはプロレス興行の基本ではあるが、たまには王道 vs 王道の試合も見たくなる。そう、例えばトヨタ シエンタ vs ホンダ フリードのような!!
※本稿は2025年5月のものです
文:伊達軍曹/写真:トヨタ、ホンダ
初出:『ベストカー』2025年6月10日号
王道同士の対決はお互いのよい所が出た好勝負に
「王道同士」のがっぷり四つとなったこの試合。序盤は近距離戦を得意とするシエンタが繰り出す地獄突きに悩まされ、3列目をダイブダウンできない点においても攻め込まれたフリード。
しかしそこは3列目シートの肉厚さと広さで対抗し、さらには遠目からのドロップキックで「長距離もイケる小型ミニバン」としての力も見せつけた。試合はそのまま両者譲らず、30分をフルに戦っての時間切れ引き分けという幕切れに。
●30分0秒、時間切れ引き分け


















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