背伸び感ゼロ!! 最安グレードなのに高見え!! “ドヤれる”お得カー4選

背伸び感ゼロ!! 最安グレードなのに高見え!! “ドヤれる”お得カー4選

 クルマは容姿端麗なほうがいいけど、過剰な装備はいらないし価格も安いほうがいい。こうした考えをお持ちの方、少なくないのでは?? そこで、リーズナブルだけど見た目で満足できる最安グレードを紹介しよう

文/木内一行、写真/スバル、トヨタ、Stellantisジャパン

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「キャラが明確ゆえ最安グレードでも引け目なし」 スバル・フォレスター

背伸び感ゼロ!! 最安グレードなのに高見え!! “ドヤれる”お得カー4選
エクステリアはSUVらしいボリューム感のあるプロポーションを実現。ワイド感を強調したマスクは存在感たっぷりで、張り出したフェンダーが力強さや安心感を提供。ボディカラーは全15色あるが、スポーツ系は8色のみ

 4月に国内仕様が発表されて以来、販売好調の6代目フォレスター。

 シャシーは先代からキャリーオーバーながらボディはひと回り大きくなり、見た目のボリューム感も向上。車格がワンクラスアップしたように見えるほど立派になった。

 最新技術の採用もトピックで、歩行者やサイクリストを守る「サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ」を世界で初採用。さらに、ドライバーの運転負荷を低減してスムーズな運転をアシストする「アイサイトX」をフォレスターとして初めて搭載した。

 そして一番の注目ともいえるパワートレイン。クロストレックから導入された2.5リッター直4+2モーターのストロングハイブリッドに注目が集まるが、1.8リッターターボのガソリン仕様も侮れない。

 そのユニットを搭載するスポーツは、いわゆる最安グレード。

 しかし、ハイブリッド2種(Xブレイク、プレミアムS)とのキャラ分けは明確だし、内外装も独自のスタイルに仕立てられて引け目感はゼロ。むしろ指名買いをお薦めしたいほどだ。

 もちろん、シンメトリカルAWDやアイサイトは若干の違いこそあるものの基本的には変わらないので、最安グレードとはいえ優れた悪路走破性や高い安全性は担保されている。

 ちなみに、スポーツとスポーツEXは液晶メーターとアイサイトXの有無で、その価格差は約15万円。これを高いととらえるか安いととらえるかはアナタ次第だ。

「ベーシックカーだからこそ選びたいローグレード」 トヨタ・ヤリス

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今にも走り出しそうな外形を表現したというエクステリアは、精悍なマスクや躍動感のあるキャラクターラインなどが特徴。Xのヘッドライトはプロジェクター式ハロゲンを採用。2024年の改良でグリルの意匠を変更した。写真は前期

 ヴィッツに代わってトヨタのボトムレンジを担っているヤリス。

 ベーシックコンパクトゆえ手頃な価格設定だが、それでもハイブリッドだの上級グレードだのとなればそれなりの価格になってしまう。ただ、最安グレードのX(1リッター)なら軽自動車と遜色ない価格で狙えるのだ。

 2020年に国内でデビューした現行ヤリスは、プラットフォームからパワートレイン、サスペンションなどほぼすべてをゼロベースから開発した意欲作。コンパクトカーらしい軽快なハンドリングを活かしつつ、クラスを超えた上質な乗り心地や最新の安全・安心技術を備えたという。

 パワートレインは1リッターと1.5リッターのガソリン、1.5リッターハイブリッドの3種で、トヨタのコンパクトカーとして初のE-Four(電気式4WD)も採用された。

 そして、前出のX(1リッター)の価格は165.77万円。一方、最上級のZ(1.5リッターガソリン)は223.74万円。つまり60万円近くも差がある。

 たしかに、外装だけでもLEDヘッドライトやLEDリアコンビランプのほか、グリルやモール類、タイヤサイズなどが異なるし、もちろんエンジンも違う。しかし見た目にそれほどのこだわりがなければ、最安グレードのX(1リッター)を狙うのもアリなのではないだろうか。

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