「エントリーグレードでも装備充実のプレミアムSUV」 レクサス・UX

レクサスではLXからLBXまでさまざまなサイズのSUVをラインナップしているが、さすがプレミアムブランドだけありどれもそれなりに高価。ただし、コンパクトサイズのUXであればそれなりの価格で狙え、なおかつベーシックグレードでも満足度は高い。
2018年に登場したUXは都会派のコンパクトクロスオーバーSUV。エクステリアは、スクエア形状のホイールハウスや強烈なキャラクターラインがSUVらしい力強さを演出。その一方、一般的な立体駐車場に入庫できるよう全高を1540mmに抑えたことは、都会派らしい配慮といえよう。
当初は、2リッターガソリンと同ハイブリッドの2種だったが、2020年にはレクサス初のEVモデルを追加。2023年のマイナーチェンジではハイブリッドシステムの刷新により、UX250hからUX300hに改称された。
そして、現在販売されているのがそのUX300hとUX300eなのだが、そのなかで最もベーシックなUX300hに注目。
レクサスだけあり、基本的な装備に何ら不満は出ないはず。
さすがに最上級のバージョンLやスポーティなFスポーツとは装備の違いが多いが、ひとつ上のバージョンCと比べると見た目はほぼ同じで、シート関連が違ったりオートワイパーなどの便利機能が省かれている程度。それでいて25万円ほど安いのだから買い得感は高いはず。
「ジャンルレスなフレンチクロスオーバー」 プジョー・408

輸入車と聞けば、一般的に高価なイメージがある。たしかに、欧州のプレミアムブランドとなればそうだが、なかには「お値段以上」の輸入車もある。それがプジョー・408だ。
セダン、ワゴン、SUVの特性を持つジャンルレスなクロスオーバーモデルとしてデビューしたブランニューモデルは、プジョー初のファストバックスタイルが特徴。
メーカーはCセグメントと定義しているが全長は4.7mもあり、サイズ感は明らかにひとクラス上。プジョー独自設計の「iコックピット」を用いたインテリアも先進的だ。パワートレインは2タイプで、1.2リッター直3ターボのガソリン仕様と1.6リッター直4ターボのPHEV仕様が用意される。
そして、基本的なグレード構成は上級のGTとスタンダードなアリュールという2種なのだが、注目したいのが後者。ガソリン仕様のみの受注生産モデルではあるものの、417.6万円というバーゲンプライスなのだ。
ヘッドライトやリアコンビランプの意匠、シート表皮やモニターなどがGTと異なるが、その存在感や先進性は変わらず。それでいてGTよりも70万円以上安いのだから、放っておく手はない。
ちなみに、サイズも排気量も違うが似たようなデザインのクラウンクロスオーバーは、エントリーグレードでも500万円を優にオーバーする。
【画像ギャラリー】最安なのにデキるヤツ!(12枚)画像ギャラリー












コメント
コメントの使い方情報古いですよ。408は記事のガソリンターボモデルでも489万~に大幅値上げされてます。
1.2LマイルドHVモデルとなると何と529~535万スタート。
といいますか廉価モデルのみ417万の時でも、馬力も四駆も遥かに性能いいレヴォーグやレイバックより高いわけですから
裕福じゃないなら、むしろ背伸びしまくりな車種になると思います。