BMW M2に313馬力の“サーキット専用” M2 Racing登場! その中身が本気すぎる!!

BMW M2に313馬力の“サーキット専用” M2 Racing登場! その中身が本気すぎる!!

 BMWがついにお披露目したサーキット専用モデル「M2 Racing」。注目のパフォーマンスから装備内容、気になる価格までをまとめてお届けする。Mモデル好きやカスタマーレーシングに興味がある人には必見の一台である。

文:ベストカーWeb編集部/写真:BMW

【画像ギャラリー】BMWが鍛え上げたサーキット1専用モデル「BMW M2 Racing」の全貌(6枚)画像ギャラリー

M2が“サーキット専用”で進化! BMWモータースポーツの新たな切り札

発表された「BMW M2 Racing」。コンパクトなボディに、セグメント唯一の後輪駆動コンセプトと約50:50の理想的な前後重量配分により俊敏なハンドリングを実現
発表された「BMW M2 Racing」。コンパクトなボディに、セグメント唯一の後輪駆動コンセプトと約50:50の理想的な前後重量配分により俊敏なハンドリングを実現

 BMWのMモデルといえば、高性能スポーツカーとして長年多くのファンをとりこにしてきた。中でもコンパクトなボディに刺激的な走りを詰め込んだM2は、サーキットで腕を磨きたいエンスーに愛され続けている存在だ。

 今回登場した「BMW M2 Racing」は、そんなM2をベースにBMW M社が手がけたサーキット専用モデルである。位置づけとしてはカスタマーレーシング入門用とされ、レースデビューを夢見る人にとっては心強い相棒となりそうだ。

 心臓部には2.0L直列4気筒 Mツインパワーターボエンジンを搭載。モータースポーツ専用のソフトウェアと8速ATを組み合わせ、最高出力313ps(230kW)、最大トルク420Nmを誇る。

 さらに、タイヤの左右回転差を抑えるプリロード型の個別冷却システム付き機械式LSDなど、“走る楽しさ”をとことん追求している点も注目だ。

FIA準拠の安全装備と専用シャシーが本気すぎる!

サーキット走行を極めたいというユーザーに向けた、妥協なき一台となっている
サーキット走行を極めたいというユーザーに向けた、妥協なき一台となっている

「M2 Racing」はサーキット走行での高い安全性を確保するため、ドイツ・モータースポーツ連盟(DMSB)認定の溶接式セーフティ・ロールケージ付きシャシーを採用。CFRP製軽量ルーフなど、軽量化へのこだわりも徹底している。

 固定式セーフティシート(Sabelt GT-AM)に加え、FIA認証のATL FT3安全燃料タンクも標準装備し、万一のときの安全対策も抜かりない。Makrolon製リアサイドウィンドウ(タンクフィラー付き)で素早い給油も可能だ。

 足まわりはGT3テクノロジーを採用したKW製モータースポーツ専用ショックアブソーバー(非調整式)を搭載。ホイールは10×18インチのアロイホイールにグッドイヤー265/660 R18タイヤを組み合わせ、サーキットでのグリップ性能もピカイチである。

価格は2100万円! プロ志向も納得のパフォーマンス

「M2 Racing」のメーカー希望小売価格は2100万円(税込)。車両はBMW Mモータースポーツ・ディーラーであるモトーレン東京(東京都)とエルベオート株式会社(大阪府)で取り扱われる予定だ。

 この価格帯は、プロフェッショナルユースを視野に入れている人はもちろん、趣味でサーキットをとことん走りこみたい人にとってもリアルに手が届くレンジと言えるだろう。

 BMWファンはもちろん、これからモータースポーツに挑戦してみたいと思っている人にも、「M2 Racing」は新たな“相棒”候補として検討する価値ありだ。

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